お金のコラム

下宿生活をする時の選び方!諸費用の相場はいくら?賃貸との違いは何?

下宿生活と賃貸との違いは?諸費用の相場はいくら?選び方は?

実家から離れて学生生活を送る人は、入学前に住むところを探さなければなりません。一人暮らしと言っても、アパートやマンションなどの賃貸物件もあれば、昔からある下宿などがあります。

下宿と賃貸では費用の面や住まい環境が大きく違ってきます。

そこで、下宿と賃貸では何が違うのか、下宿とはどういう施設なのか、探し方や初期費用なども含めて紹介します。

下宿とは

下宿と聞くとなんとなく昭和の時代という感じがして、古くさいというイメージがありますが、最近ではそのようなレトロな下宿は少なくなっています。下宿とは賃貸も含めて、学生の住まいのことを下宿という言葉で紹介している雑誌もあります。

ここでは、下宿とは「部屋の一部を借りる賃貸住宅」「食事つき(朝夕または夕食のみ)「学生専門である事」の定義を満たした賃貸を下宿とし調べています。

下宿と賃貸の違い

下宿とアパートやマンションなどの賃貸では、住まい環境や生活パターン、掛かる費用の面で大きく違ってきます。

そこで、下宿と賃貸をそれぞれの項目ごとに比較してみました。

比較項目 下宿 賃貸
建物 大家さんと一緒。かつては、木造建築の日本家屋というイメージがあったが、最近では多様化している。 物件によって、木造や鉄筋コンクリート・軽量鉄骨などいろいろな構造パターンがあり、玄関は部屋ごとについている。
初期費用 下宿先との直接契約のため、礼金や仲介手数料が不要なことが多い。家賃も安めに設定されているため、全体的に経済的。 不動産会社で契約する形。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などを含めると、家賃の6か月分程度が必要になる事もある。
家賃 食事代・光熱費も含まれている場合多い。 下宿よりアパートよりマンションの方が高い。光熱費や食費などが別なので、生活費も含めるとかなり高くなります。
食事 決まった時間に栄養バランスの整ったものを摂れる 自分で作るので、好きなときに好きな食事を摂れるが、栄養のバランスが偏ることもある。
風呂・トイレ 多くの場合共同。風呂は決まった時間に、自由に入る。風呂やトイレの掃除は、大家さんがしてくれる。 一般的にユニットバスが多い。掃除やトイレットペーパーの補充なども自分で行う。
防犯 大家さんや管理人さんなどと同居のケースが多いので安心度が高い。 防犯対策は自分で行う。
守時の対応 大家さんに対応してもらえる。宅急便なども、代わりに受け取ってもらえる。 宅急便が来ても不在の時は自分で後日対応をする。
来客時の対応 怪しい訪問販売などが来ても、大家さんが対応してくれる。 訪問販売も新聞勧誘など、すべて自分で対応しなければならない。
規則 寮ほどは厳しくないが異性の出入りが禁止されていたり、門限があったりするケースが多い。 殆どなし。それだけに、自分で自分をコントロールする必要がある。
入居者 学生が多いので話もしやすい。大学内とは、また違った友人関係も生まれる。 誰が住んでいるかわからないことが多々ある。
病気になったら 大家さんが対応してくれる。 自分で薬を飲むなり、休むなり、または病院にいくなりして対応する。
設備 家具などの家財道具が付いていることもある。洗濯機などは共用。固定電話も共用で使えるケースもある。 家具などの一切を自分で用意する。
自由度 適度な自由はあるが、決められた下宿のルールは守る必要がある。守らなかった場合は、大家さんにも入居者にも迷惑が掛かる。 自由な生活が可能だが、自分でルールを決めないと、乱れた生活になる。また、何かあった場合はすべて自己責任になる。

下宿の探し方

下宿の探し方として主に3つの方法があります。

学生課で紹介してもらう

大学には学生課または学生生活課というような、学生の相談窓口があります。

合格発表の時期になると、学生課から新入生のために住居案内が学生課の掲示板など住居案内などが貼りだされたり、学校によっては資料請求時や入学決定時に案内資料が送られてきたりする場合もあります。

ただ、一般的なアパートやマンションなどの情報が中心になる場合が多いで、下宿情報を知りたい場合は進学予定の生活課に直接問い合わせてみる必要があります。

学生課などの場合は、これまで学生が利用してきた下宿の情報も、持っているので、学生課へ問い合わせる事をおすすめします。

インターネットで調べる

下宿を探す時は、インターネットで検索条件を付けて探せば、該当する物件が見つかります。インターネット上には、下宿についても様々な検索サイトがあるので、条件を指定して探せば、該当する物件を見つけることが出来ます。

ただ、インターネットで希望の下宿が見つかったとしても、インターネットだけの情報で決めるのではなく、必ず現地へ出向き、下宿を直接確認してから契約する必要があります。

不動産屋さんで紹介してもらう

普通に賃貸物件を探すように、不動産屋さんで下宿を紹介してもらう方法です。オープンキャンパスや合格発表などで学校に行った時に、学校や駅近くの不動産会社で探してもらう形になります。

本来の下宿の数はあまり多くないので、物件を持っているかどうかは直接あたってみないとわかりません。

なお、不動産会社を通して紹介してもらうと、紹介手数料が必要になります。

下宿の初期費用はどれくらい?

一般的に下宿や学生寮などの場合、初期費用として礼金(学生寮では入寮費、学生会館では入館金)が必要ですし、一般的な下宿では家賃の1か月分が相場です。そのほかにも、敷金や保証金と呼ばれる費用があります。

敷金は不要な場合もありますが、退出時に部屋の物が壊れたり、ひどく汚れたりしたような時の修復費用として充当される保証金が必要になります。

これ等は預ける形になるもので、こちらは解約時に返金されますが、日常的に使っている以上に汚れている場合などは、修繕にかかる費用などを引いてから返金される形になります。

また、下宿と直接契約をせずに、不動産屋さんを通して決めた場合は、既定の手数料が発生してしますので、事前に確認をしておきましょう。さらに、契約時には前家賃として最初の月の家賃や管理費・食費なども用意しておく必要があります。

下宿生の家賃と食費代

下宿生活でどれくらいの費用が掛かるかを調べた学生生活実態調査というデータがあります。

「学生生活実態調査」は全国の国公立および私立大学の学生に毎年行っているアンケート調査で、最新データによれば下宿生(下宿やアパート、マンション・学生寮・学生会館などすべてを含む)の毎月の生活費の平均は120,820円となっています。

また、例年より減少傾向になりますが、下宿生の家賃支出の平均は51,990円となっています。「学生生活実態調査」には下宿生の食費代の平均は24,770円でした。

この「学生生活実態調査」では食事つきの下宿(学生会館・学生寮を含む)の人たちが含まれているので少なめのデータとなっていますが、純粋に食事が提供されない普通のアパート暮らしの学生の食費は、3万円から4万円以上かかってしまう事が考えられます。

食事つきの下宿の相場は、食費込みの家賃は6~9万円ほどになります。

下宿のメリット・デメリット

下宿生活は、下宿ならではのメリットもあればデメリットもあります。

入居を決める時はメリットだけを見て決めるのではなく、後になって後悔しない為にもデメリットも知っておく必要があります。

下宿生活のメリット

充実した食生活が送れるというメリット

下宿のメリットといえば、日々の生活では欠かせない食事です。一人暮らしをすると言う事は、献立や食材選び、食費など食事に関わる悩みは必ずついて回ります。しかし、そんな悩みを一挙に解決してくれるのが、食事付きの下宿です。自分で作らなくてもいいということは、その分時間に余裕が出来ます。

食費に関しても良心的で、毎日メニューが変わるので栄養が偏るという心配はありません。一人暮らしをするとお金の管理も大変ですが、最初から食費が含まれた良心的な家賃設定がなされているので、その後のお金の使い道に余裕ができます。

食費を考えなくても良いという事も大きなメリットです。

毎日の生活を安心して送ることが出来るというメリット

また、毎日の生活を安心して送れるのも、大きなメリットのひとつです。下宿は一人暮らしと言っても、基本的には大家さんが常駐している場合が多いので、宅配便の受け取りや、しつこい新聞などの勧誘も断ってくれます。

また周りには同じような学生もいるので、大学以外に信頼できる友達関係が出来ます。

下宿生活のデメリット

食事時の最低限のマナーが必要

食事は何人かの人と同じ時間になる場合があるので、最低限のマナーが要求されます。

例えば極端に行儀が悪いとまわりに不快な気持ちにさせてしまいますし、一緒に食事をする時は、あいさつや適度な会話が出来る必要があります。

慣れてしまえば何の問題もありませんが、最初は自分から進んで仲間に溶け込んでいく姿勢は大切です。そして食事を終えた後は、食器を予定の場所へ持っていくというような気配り必も要です。

ルールを守る必要がある。

賃貸などで一人暮らしをしている時は、周りの環境に合わせるという事はほとんどありませんが、下宿の場合は基本的に集団生活になります。ですから、下宿の場合、あいさつやトイレの順番、洗面台を使う時も、譲り合って使う必要があります。

また外泊する時や、食事がいらない場合は、食事の用意などもあるので、前もって大家さんに連絡を入れておく必要があります。

共同生活でルールやマナーを守るという事は、個人の捉え方で違ってくるので、デメリットととらえるかどうかは個人の意識によって違ってきます。

いずれにしても下宿生活を続けていると、自然とマナーも身につきますし、長い目で見るとデメリットというよりも、むしろメリットになるかもしれません。

まとめ

下宿生活を送るのは、学性生活を贈る4年間ですが、学生生活の4年間はあっというまに過ぎてしまうものです。下宿生活をしていた学生が、社会人になると下宿生活が懐かしく思えて、いつの間にか足を運んでいたという経験があるという多くの方がいます。

下宿生活の経験は思い出深い、貴重な体験として記憶に深く刻まれるようです。下宿生活をよき思い出とするためにも、最低限のマナーやルールを守り、充実した下宿生活を送る事が大切です。

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