介護施設「1日6時間労働」スウェーデンで試み
スウェーデンの介護施設で、施設で働く看護師の労働時間を8時間から6時間へと減らす取り組みを試験的に行われています。6時間へと労働時間が減ることにより職員にどのような変化があったのでしょうか?又日本で取り組むことは可能なのでしょうか?

スタッフには好評

介護施設「1日6時間労働」スウェーデンで試みについてのイラスト 2時間早く帰宅出来るとの事でやはりスタッフには好評のようで、「疲れて帰るとソファーに倒れ込んでいたのがなくなった」「家庭でも仕事でも元気でいられます」などの声が多いようです。体力的にも精神的にもゆとりができる事によって、職員のケアの質も上がったそうです。スタッフがストレスを抱えてしまい利用者に影響を与えてしまってはすべてが悪循環に陥ってしまいます。その面ではスタッフにも利用者にも利点があると言えます。

給料の変動は

今回の取り組みでは6時間労働になっても8時間勤務の給料が支払われていたそうです。これは職員側にとっては願ったことでしょう。しかもスウェーデンでは介護職員は公務員的な扱いを受けています。給与も地方自治体が支払いを行っているので可能なことだったのかもしれません。しかし日本では介護職員の低賃金が問題になっているので8時間働くから給料を上げてほしいという声のほうが多くあがるかもしれません。

問題点

6時間労働に変更することにより新たな職員を雇う必要があり自治体に大きなコストがのしかかってしまいました。又今回の取り組みで病気休職が減少しました。しかしこれが6時間労働の削減によるものなのか他の要因のものなのかが判別することが出来ませんでした。職員の増加と8時間労働と変わらない給料の支払い、コスト面ではかなりの負担があったようです。

まとめ

スウェーデンでの6時間労働の取り組みはこれまでにも幾度となく導入されてきましたが政党の交代などにより戻っています。又今回の取り組みも政治的な絡みもあり方向性は見えてきていません。しかし今回の取り組みによる関心はとても高まっており他業種でも取り組みが行なわれ、スウェーデンに限らず北欧諸国でも議論は繰り返されています。そしてどの国でも議論中で最終的な答えには至っていないのが現状です。これを日本で考えた場合、介護職員処遇改善加算でさえいつまで続くかわからない状態で労働賃金はそのままで労働時間を減らすことに国や自治体からの補助を受けることは難しく感じます。新しい職員の確保も大変な問題でしょう。しかしだからと言って諦めるのではなくスウェーデンや北欧諸国のように議論することを止めずに続けていくことが大事なのではないかと思います。


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