抱き上げ介護は高齢者虐待?日本の介護は遅れている?
介護現場で当たり前のように行われている抱き上げ介護ですが、実は高齢者虐待ではと言われています。
抱き上げ介護は主に高齢者の腋下に介護者の腕を入れて向かい合って移動する介護のことです。

介護を受ける高齢者は加齢の影響もあり皮膚が弱くなっています。
そのためこの抱き上げ介護で腋下の皮膚を損傷するケースもあります。

実際介護の先進国と言われている諸外国では介護用リフトを使用し、抱き上げ介護は行っていないのが現状です。

抱き上げ介護は身体的虐待であるとする理由

抱き上げ介護は高齢者虐待?日本の介護は遅れている?についてのイラスト 抱き上げ介護は身体的虐であるとする理由はいくつかあります。

まずは抱き上げる時に介護を受ける側の腋下に介護者の手を入れて持ち上げます。

腋下の皮膚は他のところよりも弱い皮膚であり、傷付きやすい部位でもあります。

そのためその入れられた 介護者の手により衣服と腋下の皮膚の間で摩擦が起こります。

そうすると腋下の皮膚に傷が付いてしまいます。
この傷が付くということが身体的虐待に当たるのではとされています。

また、抱き上げた時に介護を受ける側が拒否をするというのは当たり前のことです。
他人に身体を任せるということは恐怖でもあります。

そのことも虐待に当たるとしています。

他国に比べて遅れている日本の介護

日本は先進国の1つです。
しかし介護に関しては諸外国よりも後れを取っています。

先述した 抱き上げ介護を行っている国は介護・福祉関係の先進国ではほぼありません。

皆、移乗用リフトを使用しています。

日本でも移乗用リフトが推進されることで介護職の職業病でもある腰痛の軽減ができます。
また移乗に係る人員の削減、お互いに目を合わせながら移乗ができるといったメリットがあります。

しかし日本には身体と身体を密着させることで相手のぬくもりが伝わるという考え方が昔からあり、移乗用リフトなどの機械に対しては未だ拒否感が強くあります。

介護現場などでも移乗の技を教えられることからも日本の介護技術に関する後れを否めません。

まとめ

介護職の職業病でもある腰痛ですが、悪化すれば介護という仕事を続けることができなくなります。
そしてまた介護職の人材不足に繋がっていくのです。

確かに機械が与える印象は冷たいというものになります。
しかしその冷たい機械を使うことで自分たちの身体的・精神的に余裕が出るのであれば、介護にもゆとりが出て今まで以上にゆったりと関わることができますよね。

気持ちに余裕がある時は介護職も優しく接することができます。
介護される側も忙しくイライラしている介護職と過ごすよりも安心して過ごすことができると共に機械の安心さを知ることで身体を任せることができます。

機械が人のぬくもりを持っていないと考えるのではなく、機械を使うことで介護職の余裕ができたらそれはいいことだと考えます。


2016年8月9日 15:00


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