嚥下食に適切なとろみを!測定で調理を簡略化!
嚥下食と呼ばれる食事にその人に適したとろみをつけることができるよう、とろみの程度を測定できる器具を開発した病院があります。

嚥下食のとろみはその人の嚥下状態に合わせてのとろみをつけることが大切になります。

今回開発されたとろみの程度を確認する器具とは

嚥下食に適切なとろみを!測定で調理を簡略化!についてのイラスト 料理の種類によってとろみの程度が変わるのが嚥下食の難しさです。

そして今まではとろみの程度をチェックするためには皿などの平面に食事を垂らし、確認していました。

しかしこの方法は拡がるまでに時間がかかるため効率が悪いとされていました。

今回、福井県の病院で開発された「クリームルール」と呼ばれる器具ですが、商標登録をして家庭や福祉施設でも活用できるようにしています。

このクリームルールは45度の傾斜が付いた板に5ccの嚥下食を垂らし、1分後に達した位置でとろみの程度を測定することができます。

料理の種類問わずに正確にとろみの程度を測定することができるため、誰が嚥下食を作っても同じとろみで提供することができます。

そもそも嚥下食とは何か

嚥下食は嚥下が悪い人たちを対象とした食事です。

嚥下は飲み込む力のことを指しており、脳梗塞などの脳血管疾患や加齢などにより嚥下機能が低下している人たちがむせることなく安全に食事をすることができるように提供されています。

とろみをつけることにより食事が気管へ間違って入り込まないようにする誤嚥を予防することができます。

誤嚥を繰り返すことにより誤嚥性肺炎という高齢者に多く見られる肺炎を起こしてしまい、命を落とす危険もあります。

また嚥下食は食材をミキサーにかけたものにとろみ剤を混ぜることでとろみをつけたものから食材を柔らかくすることで飲み込みやすくしたものまで幅が広い食事になります。

その人の嚥下障害の程度によって適切なとろみや柔らかさの食事を提供しなければ誤嚥や窒息を起こしてしまうリスクが高くなってしまいますので注意が必要です。

まとめ

誤嚥性肺炎は高齢者に多く起こるもので、入院治療を必要とすることが多くあります。

そのため入院生活により要介護状態の悪化や今まで食事が食べられていたのにも関わらず誤嚥性肺炎を起こすために食事を中止するということにもつながります。

口から食べる食事はその人のQOLを上げることにもつながります。

いつまでも口から食べることができるように介護側もその人の嚥下状態をしっかりと把握して適切で安全に食べることができる食事を提供するようにしましょう。

またとろみの程度を誰もが同じ視点で確認できるクリームルールを取り入れていくのも安全な食事提供に繋がっていくと言えます。


2016年9月19日 17:00


  • 入居までの流れ

    サ高住とは?

    入居にかかる費用
    入居条件について
    有料老人ホームとの違い
    生活支援サービスについて
    介護サービスについて
    メリットとデメリット

    入居祝い金

    Sakouju noteの知恵袋

    スマホの方はこちら

    施設掲載ご希望の方はこちら


    pagetop