高齢者の延命処置…意識のある状態では生き地獄?
高齢者延命処置、もしかしたら高齢者自身は望んでいないのかもしれません。
延命処置は心臓マッサージ、人工呼吸器の装着などが挙げられますが、意識がある状態ではとても苦痛が強いものです。

しかし今の医療では延命をするのが当たり前というような風潮です。
そのため高齢者自身が希望していない延命処置をすることが増えているのが事実です。

高齢者に対する延命処置

高齢者の延命処置…意識のある状態では生き地獄?についてのイラスト 延命処置は心肺蘇生や人工呼吸器の装着が挙げられます。

これは高齢者に限って行われるわけではなく、皆が必要になれば行われるものです。

しかし高齢者の中にはこれらの延命処置を希望しない場合でもされてしまうことがあります。

人工呼吸は口から管を入れて器官の中に管を入れ、人工呼吸器を装着し呼吸を補助することです。

しかし意識がある状態では自分の呼吸と人工呼吸の補助呼吸が合わずに苦痛を伴います。

そのため鎮静薬を使用し、眠った状態にして治療を行います。

また心臓マッサージは強い力で心臓を圧迫します。

そのため骨が脆い高齢者では肋骨が折れてしまうことが多く、もし心臓が動き出しても肋骨骨折の痛みでつらい思いをしなければなりません。

さらに延命処置には胃ろうも含まれます。
食べられなくなってしまった時に胃ろうを造設し栄養剤を注入していくものです。

延命処置と高齢者の尊厳

人工呼吸器も心臓マッサージも胃ろうも延命処置ですが、その処置を望んでいる高齢者はどれくらいいるのでしょうか。

もし望んでいない延命処置を行った場合、高齢者自身はどう感じているのでしょうか。

人間は誰しも最期を迎えるものです。
ここまで医療が発展していない時代には老衰のように徐々に食べられなくなり弱り最期を迎えるということが自然でした。

しかし今、食べられなくなったら点滴や胃ろうをするという考え方が当たり前になっています。

人間の尊厳を保持するということはその人らしい生活をその人の意思に沿って送ることと言えます。

しかし望まない延命処置をするということはその人の尊厳を無視していることになります。

また認知症の方でも同様です。
家族や周りの人の気持ちだけで延命されている高齢者の気持ちはどうなのかということ、その人の尊厳はどうなっているのかということを考えてみるべきなのではないでしょうか。

まとめ

突然の病気や事故で延命処置をするというのとは違い、高齢者に対する延命とは違うものです。

高齢者はその人自身が生きてきた人生の中でどう考えているのか、どう最期を迎えたいのかということを知らなければもしかしたら不要な延命処置をすることになってしまうのかもしれません。

その人らしい生活をその人の意思に基づいて送るのが人間の尊厳であるのならその人の意思を尊重しその人らしい最期を迎えることも尊厳の保持になるような気がします。


2016年8月31日 17:00


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