冬の室温を適温に保たない高齢者は寿命が短くなる!?
高齢になっても病気を予防し、健康に過ごすために、食事や運動に気をつけている方が多くいらっしゃいます。

健康維持のためにはそれ以外に気温にも気を配る必要があるようです。

これから寒くなっていくに向けて、室温を適温にすることも大きなポイントのようです。

少なくない浴室内での急死

冬の室温を適温に保たない高齢者は寿命が短くなる!?についてのイラスト 2011年の浴室で起こった心肺停止事例は、全国で約17000件もあり、搬送後救命された事例は1%にも満たなかったのです。

2000年のデータと比較しても、大きな変化はありませんでした。

大きな原因として考えられるのは、高齢になると体温維持機能が低下することです。

また高齢者は、入浴すると全身の血流量が低下するため、脳への血流が低下してしまいます。

それ以外の原因としては、冬季の気温が低くなる日本の気候や湯船につかる入浴文化、古い住宅の断熱性能などが考えられます。

適温を維持していく必要性

寒くなると、暖房が効いているのは居間だけという家は多くあります。
居間は20℃近い室温を維持されていても、その他の部屋、特に浴室やトイレは10℃程度の家も多いのです。
この室温差が、健康に大きく影響してくるのです。

長年寒い家に住んでいると、血圧が高めになってしまうことが分かっています。

また、就寝時間帯の室温が低いと、脳卒中発症につながる可能性が高くなることも分かっています。

英国での高齢者向け健康キャンペーンでは、適温として居間は21℃、寝室は18℃を推奨していました。

浴室やトイレも寝室程度の18℃は維持していく必要があります。

暖かい家でのメリット

日本では、暖房をしていないと室温5℃程度まで低下している部屋もあります。
このような室温差の大きな家で生活していると、入浴中の急死や脳卒中発症のリスクが高まります。

最低室温5℃の家から、室温17℃の断熱住宅で数日宿泊するだけで、高血圧だった人が正常値近くまで血圧が低下した例もあります。

室温が1.75℃高くなるだけで、1日1400歩程度の活動量となります。

暖かい家にいるだけで、運動量が増え、全身の血流もよくなるということになるのです。

また、室温差がないことで、睡眠の質をよくしたり、ストレスや疲労感の減少にもつながったりするのではないかと考えられています。

まとめ

健康作りのため、食生活などさまざまな面で注意されている方が多いです。

しかし、忘れがちなのが、住環境です。
変えられないと思っているためかと思います。

暖房の工夫によって、健康度が大きく変わってきます。
健康のため、住環境にもっと目を向ける必要があるようです。


2017年1月3日 9:00


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