言語障害を抱える高齢者とのコミュニケーションのとりかた
認知症にも様々な症状があります。
今回は言語障害についてご紹介させていただきます。

そして「認知症は病気」である事を理解したうえでのコミュニケーションをとることが重要です。
言語障害を抱える高齢者の方は、何にもわからなくなった訳ではないんですよ。

ご本人が一番苦しんでいらっしゃることを、理解してください。

まず、どのように接すればいいのでしょうか?

言語障害を抱える高齢者とのコミュニケーションについてのイラスト 自分では解決の糸口が見つからず「わからない」「昔のようにできない」と感じていらっしゃるのです。
また「自分自身が壊れていくようだ」とおっしゃた高齢者の方もいらっしゃいました。

元気だった頃をご存知の家族には、歯痒さも手伝って、つい「強い言葉で何度も注意」してしまった方もいらっしゃると思います。

でも本人には、「叱られた!」という居心地の悪いイメージだけが残り、より一層不安感が強くなります。 その結果、不安感を拭うことができず不機嫌な態度が出てしまって高齢者はますます困惑してしまうのです。

私が以前聞いた話にこんな事があります。
「家族は元気で正しい親の姿の記憶があるから、子供にとってはそんな姿の親に我慢がならなくなるのです」 とても悲しい言葉と思いましたが、現実の家族にとってはそうなのかもしれませんね。

認知症は病気ですから、言葉が出てこない状態陥ったとき「何が正しいか」という思いより「どうしたら分かり合えるか」 を大切にしたいと思います。

認知症における言語障害について

認知症では、この「言語障害」という症状が見られます。
大きく分類すると2つあります。

構音障害(こうおんしょうがい)

正しく言葉を理解できても「声が出にくい」「呂律が回らない」などで発音しづらくなる言語障害です。
簡単に言えば”口や喉が上手く働かない”状態です。
認知症としては、進行がすすんだ場合に見られることもあります。

失語症

身体的には問題が無いのですが、脳の言語中枢の機能に障害が起こったため、思っていない言葉を言ってしまったり、話の内容が分からないといった障害です。
・運動性失語:人の話しを理解する事はできても、話す言葉が上手く出てこない言語障害です。
・感覚性失語:人の話が理解できないとか、他人が理解できないような言葉を言ったりします。

よく「認知症の本人は自覚がない」と言われたりしますが、それは間違いです!
最初に言葉が出ないことに気付くのは本人です。
しかしそれをうまく伝える術も見つからず抱え込んでしまう方が多いのです。

まとめ

「子供叱るな来た道じゃ!年寄り笑うな行く道じゃ!」と私が初めての子供に、イライラしていたときに祖父から言われた 言葉です。その祖父も今では軽い認知症となりました。

時々、訳がわからないような言葉を言ってきます。父は 「子供帰りしとるんや」と笑っています。

みんな誰にも同じように過ぎる時を、優しい気持ちで見守りたいと思いました。


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