性格に難アリな高齢者 誤解しないで知ってください
高齢者性格特徴として、頑固な方が多いなぁと感じる人は多いのではないでしょうか。
年齢を重ねると、「若いときはあんな人ではなかったのに・・」と言われる方がいますが、それには脳科学的に理由があるのです。

そのことについて、少し考えてみたいと思います。

人の表情は年々変わる

性格に難アリな高齢者 誤解しないで知ってくださいについてのイラスト 若いときには強がって眉間にしわをよせていた人が、中年になると落ち着いた表情になり、年相応の風格さえ漂わすように変化します。

ところが、老年期になるとふたたび眉間にしわを寄せるようになる人が少なくありません。仕事や家庭環境などの置かれた環境とは関係がないわけではないですし、性格の個人差にもよります。

しかし、その変化には 脳が大きく関係しているのです。

脳の発達と性格との関係

人間は脳あってこその存在です。性格や感情、行動など全てのことを脳が決めています。
個性ということは、「脳」の個性ということなのです。脳細胞の数は、生まれたときから約140億個で大きく変わりません。

生まれたときは、脳細胞の配線が未完成な状態で、きちんと機能しないのです。
それが成長とともに配線が複雑になり、小学校卒業することには、考えや行動に一貫性がみられるようになってくるのです。

成長とともに経験することと学習することで、その人の特性が作り上げられていくのです。

脳へのエネルギー不足が原因?

人が生きていくには、他者とのコミュニケーションが欠かせません。
つまり、相手の言葉を理解し、自分自身の言葉を発することをしなければいけないのです。

このことは相手を理解し、自分自身の情報を発信する行為です。
簡単そうに聞こえますが、相手の言葉を理解し、自分自身の言葉を発するということは、実は膨大なエネルギーを必要とする行為なのです。

脳へのエネルギー不足によって、若いときとは性格を変わったと言われるようになるようです。
脳への刺激を苦痛に感じないように、いろんなことへの興味を持ち続けることが若々しい性格のままでいられるようです。

脳が若くて柔軟であれば、相手の情報を受け止め、理解しようと努力します。
また自分自身の情報もあらゆる回路を駆使して発信して、理解してもらおうと努力します。

ところが、年齢を重ねると、脳内のエネルギーが不足し、コミュニケーションのための努力が煩わしくなってきます。その結果、自分自身の脳から情報を発信することや受け取ることがだんだんと少なくなっていきます。

つまり、相手の言葉にも耳をふさいでしまうことになるのです。

まとめ

加齢によって、身体機能が低下してしまうことか思ったように口が回らない、相手が話している事もなかなか聞きとるができない・・・などコミュニケーションをとる為に様々な弊害が生じてしまいます。

そうしたことの積み重ねによって、高齢者は「どうせ言っても伝わらない」「話してくれても聞き取れない・・・」と、会話すること自体が億劫になってしまうのですね。

時間の流れに逆らうことはできません。
誰しもいつかは、年をとり「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれる年齢になるのです。

出来なくなっていく事ばかりに目を向け、悲観的になるよりも「昔より、今の方が紫が似合うようになったかな?」くらいおおらかな気持ちで構えていられれば、素敵ですよね。

高齢者のそんな気持ちを理解し働きかけること。これも介護職の魅力のひとつではないでしょうか。 


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