高齢者に群がる業者「合法的詐欺」の手口
どんどん進化していく高齢者を「標的」とした詐欺事件。「私だけは大丈夫」と思っていませんか?
認知症高齢者だからではなく、だれでも被害の危険があります。
その手口は巧妙で詐欺罪の適用されない方法を 考え出したりもしています。

今回は実際の例を挙げてお話しします。ひょっとしたら、今日そんな詐欺グループが あなたを狙っているかもしれません!

「コンプレックス商材」は怖い

高齢者に群がる業者「合法的詐欺」の手口についてのイラスト 高齢者特有のコンプレックスに漬け込んだ詐欺商品のことです。
高齢者なんだからってそんな筈は…なんて思わないでくださいね。
女性は幾つになっても美しくありたいものです。そんな気持ちにつけこんでくるのです。

「シミやしわが気になる」そんな人には「化粧品」、薄毛が気になる人には「ウィッグ」などと、言葉巧みに持ちかけます。

本来の適正価格の10倍以上もしたりしても、つい家族に内緒で買ってしまいます。普段から気になりコンプレックスになっていること を見つけ「付け入る」のです。

もし詐欺だと気づいても「恥ずかしいから誰にも相談できない」という悪人達のメリットがあります。

他にも「野菜」や「食料品」と言った日常の商品もターゲットになっています。
高齢者の一番気にしているのは「健康」です。健康長寿で暮らせたらこんな良い事はありませんね。
そこがまた目をつける点なのです。

詐欺のアフターフォローとして、必ず行われるのは「その商品を使って効果があった」と高齢者に思い込ませるのです。

「体に良いから」「あなたのためなら」「良かった」などと言われるうちに、病は気からでちょっと健康的な気分になったりします。
要するに、本人が騙されていると思わなければ通報にも至らない訳です。

高齢者が詐欺にあったその後…

“会社の小切手をなくしたので助けてほしい。”とよく聞くオレオレ詐欺の電話攻撃です。
この詐欺に引っかかってしまったある女性の場合のお話しです。

この女性の後悔の念は犯人にではなく、自分へと向いてしまいました。そして電話がなるたびに怖くて仕方がなくなりました。
「誰にでも心を許すその性格が被害を招いた」と家族から叱られ、不眠・食欲不振と体調不良となってしまいました。
こんな状況では、うつ状態になってしまいます。

ある住職さんが受けた相談のお話しです
「実は住職さん、父は命を絶ちました。その原因というのは、大変なお金を振り込んでしまったんですよ。」
「何ですかそれは?振り込め詐欺ですか?」

こんな相談が何件もあるそうです。
「振り込め詐欺の犯罪というものの、その延長線上に自ら命を絶つという自責の念。自分を責めて責めて、結果的に 孤立まで追い込まれて命を絶つという、これって間接的に“殺人”じゃないですか。」と怒り心頭で話されています。

そうなんです。最悪な事態もおこっているのです。

まとめ

そして、もし不幸な事にそんな被害に出会ったとき、その悲しみや切なさを話せる事が、立ち直りには必要だということ。
そのためには周りの「聞く耳」が重要なんです。

あの手この手と次々に繰り出し高齢者をだまし、高額な商品や高額な契約でお金を出させる詐欺の手口は、より悪賢くになっています。
高齢者対象のビジネスには、ますます注意する必要があります。


2016年7月 6日 19:00


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