徘徊する高齢者・・・ 探知機で捜索活動
認知症症状の中でも「徘徊」はご家族のいちばんの心配です。
常に傍についているということは不可能ですから、いくら気をつけていてもチョッとの隙に出かけてしまい、行方不明になってしまいます。

家の外の場合には危険がいっぱいあります。どこをどう探していいものかと不安がつのります。
そんな時に役に立つのがこの探知機になります。

徘徊についての身近な出来事

認知症高齢者の徘徊に探知機!についてのイラスト 徘徊というと「意味もなく動く」と思われがちですが、ご本人にはそれなりの意味がある場合が多く見受けられます。

そもそも認知症の行動に「多動」という症状があります。ジッとしていられず動き回るというものですが、認識ということに問題があるため、部屋にいながら自分の部屋に帰ろうとして、家の中をぐるぐる歩き回られる場合もあるのです。

また、自分の家に帰りたいと思い、家の周りを歩き回るということもありますが
そもそも 自宅にいるという認識がないためどんどんと遠くに歩き続けてしまうケースもあります。

友人の職場の定年退職された上司の方の話です。
その方は、定年退職後も毎朝定時に会社に出社されていたそうです。この方の奥さんが会社に在職されており、しばらくは本人の希望を認めて欲しいと会社に申しでたそうです。その方は、出社後机に着かれて、かばんを開け・・・またすぐ閉じ黙って帰宅されるという事でした。

それがしばらく続いたのですがピタッと出社されなくなったそうです。
その後は、奥さんが病院での治療に付き添ってらっしゃるのを見かけたという事です。

つい先日、家のポストにフライヤーが投函されていました。
そこには名前と写真と特徴が記載されていました。 行方不明になられた方です。
誰も気付かない内に徘徊してしまったのでしょうか。ご近所の方からこの方が見つかったという話聞いたのは、ポストにフライヤーが入っていたあの日から2週間ほど経った頃でした。

残念なことに、発見した時には側溝に落ちていて既に亡くなっていたそうです。

徘徊探知機とは

徘徊行為のある認知症の方の場所を検知する機器のことです。
色々なタイプがあります。主にGPS内装の端末機を徘徊の症状のある認知症の方の身に着けていただきものが多くみられます。 GPS機能という言葉は良く聞きますが、GPSとはGlobal Positioning Systemの頭文字をとったもので、米国が 軍事用システムとして開発した技術です。

現在このシステムは携帯電話にも搭載されていたり、アプリなどもあります。
徘徊者の探知機としてとても有効なツールですが問題点もあります。 それは、必ず身に着けていなければその機能が果たせないことです。徘徊する認知症の方が出かけるときに持ち歩くということは困難ですから、衣服や常に持ち歩くものにつけておくのですが、本人がこれをつけるということを嫌がられるケースもあったりします。

またバックなどに付けておいたら出先で置き忘れてしまったりということもあります。
大きなものではありませんからご家族の工夫でそっと着装するんですが、これも中々苦労されています。

そして、もうひとつが充電切れの問題です。
一般的な探知機は終電式のものが主流です。肝心なときに充電がきれていたんでは役に立ちませんから、常に確認の必要がありますね。

まとめ

認知症のご本人には、徘徊しているという意識がなく歩き回られますからどんなに「ダメ」と話しても中々改善の道は なく、とにかく一刻も早く発見し保護することが重要です。

そのための支援グッズは色々と開発されています。
また自治体などでの補助がある所もあるので一度相談してみるのも一案ですね。


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