排泄ケアのセミナーが佐賀県で実施。適切で質の高い介護を
排泄ケアは高齢者自身にも家族にも重要な問題なのではないでしょうか。ましてや現場のプロには必須のことです。今一度、学びの気持ちを持って学習することが大切だといえるでしょう。そんな中、佐賀県では「佐賀排泄ケアネットワーク」での啓発活動を行っています。

質の高い介護とは

排泄ケアのセミナーが佐賀県で実施。適切で質の高い介護をについてのイラスト 一概にいえないとは思いますが、一つの考え方として、高齢者の方の物理的な介護のみでなく、精神的なケアまでを含めた包括的なケアだと私は思います。物理的なケアとは、排泄障害の緩和ケアや排尿などの補助及び行為をさし、精神的なケアとは自尊心を考慮したケアのことを指します。

人の尊厳を考えよう

人は誰しも年を重ねます。失禁したり、オムツのお世話になるということは、羞恥心が働き、本人しかわからない苦痛を伴います。その中で心理的な負担を少しでも和らげられるケアはとても重要なことです。言葉のかけ方一つで、また出来る限り迅速な対応でその羞恥心が軽減されるでしょう。人としての尊厳を守れるには排泄ケアはとても重要なポイントとなりますし、今後の高齢化社会では必然的に重要なことです。

高齢者の行動への理解

失禁した下着を隠す、オムツを嫌がり夜間に外してしまう、また介護者への暴言などの行為がよく見られます。何度お話しても同じ行動をされる高齢者の方の心理状態はどんなものなのでしょう。介護者はいやな顔をしていませんか?きつい言葉を発していませんか?そうでなくても、高齢者の方は羞恥心から非常にネガティブな思いを抱えていらっしゃいます。その上、自分自身の現状を認識したくないという思いも大きく働き、その反動が様々な形で現れていると考えられます。自尊心をくみ取った言葉をかけるだけで解決への道が開けることもあるのかもしれません。

佐賀県における活動と今後

5年目を迎える「佐賀排泄(はいせつ)ケアネットワーク」は医療・介護・看護において適切な排泄ケアを学び普及する目的で行政と医師会とで発足しました。排泄に関わる色々な側面からの適切な対応を願い、医師・看護師・介護士に意識と技術の啓発活動を年2回のセミナーで、参加者の約1200人に対して、行なってきました。またホームページも作成し、自己学習できる環境なども同時に進行中です。そこには、プロの介護に携わる方だけではなく、介護を受けられる方も、実際介護にあたっている方全ての方の為のものです。
現在までは、佐賀県からの補助金で活動していましたが、NPO法人化にあたり、資金の問題があります。今後は広告収入や賛助会員の協賛など、社会に呼びかけ企業の支援が重要となります。また教材の政策販売も手がける予定をしているそうです。

まとめ

人間は食事からエネルギーをとり、生きています。そしてそこには排泄はつきものです。しかし、高齢者となった時には自分の意思とは関係なく排泄補助を必要となってしまう場合があります。これは高齢者にとって悲しく辛いことの一つとして挙げられるでしょう。介護者にとっても、大切な人の尊厳を今一度考え、ひとつの言葉にも愛情をもち、高齢者と向き合っていかなくてはいけません。理解と思いやりと技術向上が尊厳の保持に繋がるのではないでしょうか。


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