訪問介護では高齢者に服薬指導をおこなえない?
介護保険サービスでは同じ自宅に来るサービスでもできる事が異なります。
訪問介護は主に高齢者の生活上の介護を、訪問介護は主に医療的なケアを行っています。

そのため訪問看護ができても訪問介護ができないということもありますので注意が必要です。

例としては内服薬を飲ませる時の服薬指導が挙げられます。
これには介護における医療行為についての規定が関係してきます。

訪問介護と訪問看護の違い

訪問介護では高齢者に服薬指導をおこなえない?についてのイラスト 訪問介護は入浴介助などの生活の支援を行っています。

また訪問看護は医療面のケアを行っています。訪問介護は訪問介護の仕事をすることができません。

それには介護職が行っても良いとされている医療行為について決められているからです。

例えば一人暮らしをしている高齢者の薬が確実に飲めていないから訪問介護の時に飲むように介助して欲しいというのが良くあるのですが、訪問介護ではできません。

これは医療行為に当たってしまうのです。

介護職の工夫も大切

処方されたままの薬(まだヒートに入っているような状態)を内服させることは介護が行えない行為です。

しかし、内服薬の一包化は医師の指示で薬剤師が行いますので、一包化された薬を内服させることはできるのです。一包化というのは食後など指示された時間に飲む薬が1回分まとめて1つの袋に入っている状態のことです。

そのため薬を間違えてヒートから出すということがないと考えられているため介護でも内服介助が可能であるのです。

また一方化された薬に日付を入れる、お薬カレンダーを使用する(振り分けるのは訪問看護の範囲になりますが…)など 介護職でもできる事を見つけていくことも大切になります。

医療行為ができないとしているのにできることもある矛盾

平成17年に厚生労働省が介護職の業務の中で原則として医療行為に当たらないものを通知しています。

その中で介護職が行えるとしたことは体温測定(脇の下・外耳)・自動血圧計による血圧測定・トラブルがない爪の爪切りなどです。

また医師や看護師の指導を受け、本人や家族から依頼がある場合に行える行為として軟膏塗布や一包化された薬の内服介助・座薬挿入などが挙げられています。

もともとは医療行為を行ってはいけないとされていた介護職ですが、要介護者の増加により 介護職が医療行為を行わなければ成り立たないという状況になってきたためにこうした通知が出されたのです。

まとめ

上記で上げた自動血圧計での血圧測定や、異常がない爪の爪切りなどは介護職だからすぐに行えるわけではありません。

やはり医師や看護師などの医療職から測定方法や注意点、異常の見分け方をしっかりと学び、知識と技術を身に付けたうえで要介護者にできるようになるのです。

また要介護者の増加により介護職が医療行為を依頼される場面が多くなるでしょう。
今は研修を受けることで介護職でも痰の吸引や経管栄養を実施することができるようになりました。

このように介護職が少しでも介護している人の負担を減らすことができるようにすることでさらに質の高い介護が行えるようになるのではないでしょうか。


2016年6月21日 17:00


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