介護者の負担軽減となるか?いきいきらいふプロジェクト
介護事故の中で群を抜いて発生率の高い「転倒・転落」事故はなぜ起きてしまうのでしょう。その原因として考えるにあたり、人は座っている時「制止」しているわけではないということを念頭に置いてみてください。自分に置き換えてみればわかるはずです。座っていても腹筋・背筋やお尻・腰などに疲れを感じて少しずつ動いています。 通常であればどの程度まで行けば落ちてしまう等の判断はつきますし、落ちそうになったら反射的に身体が動きます。しかし高齢者となるとそうはいかないため転落してしまうケースが多いのです。転倒も同じような事が考えられます。介護者が注意していても、人間の目で四六時中監視体制をとるというのは現実的に不可能です。

ネオスケアで転落・転倒防止

介護者の負担軽減となるか?いきいきらいふプロジェクトについてのイラスト そんな対策として活用できそうなシステムが開発されました。その名も「いきいきらいふプロジェクト」。その第一歩として「ネオスケア(Neos+Care)」を介護施設などに販売開始されました。ネオスケアとは、行動予測型見守りシステムのことです。赤外線を使い距離センサーによる見守りのシステムです。たとえば深夜、利用者のベットの上での動きを赤外線センサーで捉え、事前に登録したその利用者の動きと重ねて転落・転倒などの以上を即座に判断します。そのデータはリアルタイムに送信され、転落・転倒の予兆動作と判断された場合介護スタッフのモバイル端末に連絡が入るといった流れです。このシステムにより転落・転倒を未然に防ぐ事ができ、なおかつ介護スタッフが無駄に駆け付けるなどのロスを省く事ができます。実証実験を3カ月行った結果では、転倒事故は半減しスタッフの負担も3割低減しています。

ネオスケアの課題

そんな理想的なシステムですが、まだまだコスト面では課題が残ります。センサー端末10台とそれを管理するPCサーバーを含めて350万円弱となっています。 介護報酬の減額で経営状況悪化が懸念される介護業界で、普及していけるのか疑問が残ります。安全面を考慮すればもちろんあったほうがいいのは誰もがわかる事ですが、なかなか難しいのが現状でしょう。
これからの介護はどう変わる? このネオスケア、ゆくゆくは「これからを見守る」という観点から生活不活化病の早期発見ができ、予防対策プログラムを提供できるようにしたいと考えられています。 転倒・転落防止や生活不活化病の予防、他にもまだまだ応用できる画期的な発明だと思います。こんなシステムが当たり前のような世の中になってほしいものです。


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