晩婚化で育児・介護のダブルケアが増加中
子育てと介護の両方を担っている人を「ダブルケア」といいます。このダブルケアを抱えている家庭が増加しています。原因は晩婚化と晩産化が進んだことによるものです。厚生労働省調べで40歳以上で出産した女性の数は2000年に比べて約4倍に増えています。 政府も今年度初めて調査に乗り出しました。ダブルケアになった時のどのような問題が起こるのでしょうか?

子どもにかまってあげられない

晩婚化で育児・介護のダブルケアが増加中についてのイラスト 寝たきりの親を在宅介護で診ている場合、食事介助からオムツ交換、常に目配りをしなければならない状態です。そこに幼児がいればなかなかかまってあげる時間は少なくなります。普通の子育てだけでさえ子どもに時間をあわせつつ、食事作りやお風呂など主婦は頭の中で段取りを常に作っています。その中にプラス介護の時間を作らなければならないとなると自分の時間は全く取れないのは当たり前、「子どもと過ごしたいのに全く時間がない」と自分を責めて心の不調にへと発展していく人も少なくはありません。

育児・介護・仕事のトリプルの場合も

また調査を進めていくとダブルケアに直面している人の約半数が仕事をしている「トリプル」の人でした。ダブルケアに仕事まで…想像を絶する日々なのでしょう。トリプルをこなしている人の話を聞くと「仕事→保育園→母介護→家事、育児→母介護」これをグルグルと繰り返す毎日なのだそうです。気付けば朝、と言うこともあるそうです。どうしてそこまで仕事を続けるのかを訪ねたところ、「仕事を失うと行き詰まってしまう」と考えている、とのことでした。

役所の部署はバラバラ

子育てと介護の取り扱い部署はバラバラです。役所は部署が違うと繋がってないので、すべてが子育ての基準は子どもの事だけ、介護の基準は介護を受ける人の事だけ、と全く連携を為していません。例えば親が緊急で病院へ連れて行かないと行けなくなった時にすぐに子供を預かってもらえる所がないのです。デイサービスの利用時間も保育園の帰り時間と重なることが多く、延長利用などが出来れば子育てしやすいのにそのような対応もありません。

まとめ

政府はダブルケアの実態調査に取り組み始めました。一部の地域ではNPO法人などがサポートサービスを始めたり、ダブルケアのサポーター養成講座も始まりつつあります。今後も晩婚化、晩産化傾向にある中、早急に子育てと介護の連携をとれる相談窓口などを開設して柔軟な対応を行う必要があると思います。


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