胃ろうを選択することで寿命が延びる?
寿命を延ばすため胃ろうでの栄養注入をするということがあります。
延命治療と言えば人工呼吸器が思い浮かぶと思いますが、胃ろうも状況によっては立派な延命治療です。

普段人間は口から食事を取ります。
そうして身体に必要なエネルギーを取り、生命活動を維持していくのですが、何らかの理由で口からの食事ができなくなった時に胃に穴を開けてカテーテルを通し、栄養を身体に入れていくのが胃ろうです。

終末期医療の延命治療の中に胃ろうがある

胃ろうを選択することで寿命が延びる?についてのイラスト 終末期になると口から食べることが徐々に難しくなります。
それは人間の本来の姿なのですが、「どうしても長生きして欲しい」という場合には胃ろうを選択することがあります。

胃ろうとは胃に直接穴を開けてカテーテルを通し、そのカテーテルから栄養剤を注入することで、必要な栄養素を摂取します。

定期的にカテーテルの交換が必要になりその都度受診する必要がありますが、口から食べると誤嚥・窒息するような方にとってはそのような危険が少なくなるため医師から進められることもあるようです。

胃ろうと尊厳死

胃ろうによる治療は延命にもなるため、終末期に医師から「胃ろうにしますか?」と聞かれることもしばしばあります。
また延命治療を希望していないにも関わらず、胃ろうを造設するというケースも見られます。

尊厳死という言葉が聞かれますが、終末期になった時に自分の判断で延命処置を断り自然に死を任せることとしているようです。
もし自分の意思に反して胃ろうをした場合、長く生きることは可能ですが、それが自分の望んだ姿なのか疑問が残ります。

そして認知症があり自己判断ができない人の場合、希望していなくても胃ろうを造設されるかもしれません。
そうした場合、尊厳死からは離れてしまうのではないでしょうか。  

まとめ

何かの理由で食欲が落ちてしまい、一時的に胃ろうを造設した方と関わった時は、口から食べることができるようになった時点で胃ろうをふさぎました。

そのような一時的な胃ろうの使い方もあるのですが、やはり自分の中で「延命はせず、自然のままで最期を迎えたい」と思った時には一筆残しておくことが大切なような気がします。

また自分の意思を残しておくことで認知症になって自己判断ができない状況でも胃ろうのような延命を断ることができます。

胃ろうについて、他の延命治療についても家族間で話し合うようにしたら、自分の望む最期を迎えることができるような気がします。 


2016年7月19日 17:00


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