胃ろうのデメリットは亡くなってから気づく…
介護が必要な高齢者では、嚥下機能の低下から誤嚥を繰り返し、肺炎になってしまう例が多いです。

高齢者の肺炎は、死につながってしまう重大な問題なので、誤嚥予防のために胃ろうを選択する例も多くあります。
しかし、命をつなげるために選択した胃ろうによって、命を縮めてしまうこともあるのです。

胃ろうのデメリット

胃ろうのデメリットは亡くなってから気づく…についてのイラスト 認知症を患っていたTさんは、4年前に転倒し、大腿骨を骨折してしまいました。

入院治療を受けたものの、骨折が引き金となり、寝たきりになってしまいました。
その後誤嚥するようになり、食事を摂ることもできず、衰弱が激しくなりました。

医師から勧められ、Tさんの妻は胃ろうを選択しました。しかし、その胃ろうによって、Tさんの命は短くなってしまったのです。

胃ろうによって、必要な栄養・水分は補給できます。しかし、寝たきりになると、胃ろうから必要以上の栄養・水分を補給されてしまうこともあるのです。

胃ろうからの誤嚥による死亡

必要以上に補給されてしまった栄養・水分は、胃から食道に逆流してしまいます。
そのことにより、誤嚥性肺炎を併発してしまうのです。

誤嚥性肺炎の予防のために行ったはずなのに、予防することができなくなることもあるのです。

また、必要以上に栄養・水分を補給することで、排泄できない分の水分が体内に貯留されてしまい、心不全や肺水腫を起こしてしまいます。

その結果、口からカニのように泡をふいたり、多量の痰を噴き出したりして、息苦しさと発熱を伴いながら、死を迎えてしまうことも少なくありません。

まとめ

高齢になり、食事摂取など生きる力が低下した場合、さまざまな形での延命手段があります。
しかし、人工的に延命しているためそれなりのリスクが伴います。

善かれ・・と思って選択したものの、それが苦痛を伴うようにしてしまう場合もあるのです。

もし、胃ろうや気管切開などの延命処置をするかしないかの選択を迫られた場合を考え、各家庭で延命処置の理解を進めていく必要があります。
突然の選択ではなく、万が一に備えての家族間の話し合いも必要なのではないでしょうか?

「できるだけ長生きをしたい、してほしい」・・誰もがそう思うでしょう。
しかし、その人らしく死を迎えることができるのであれば、延命治療は必ずしも必要ではないのではないでしょうか?


2016年9月6日 9:00


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