医療、介護、住宅を有する施設。高齢者が本当に求めるものとは?
「3人に2人が癌である」と言われている世の中であると同時に、超高齢化社会を迎えている日本ですが、医療と介護のいずれかが必要な人の居場所が少ないのも問題ですね。この問題に対して、現在ではどのような取り組みをされているのでしょうか?

増加する「医・介・住」

医療、介護、住宅を有する施設。高齢者が本当に求めるものとは?についてのイラスト 特養(特別養護老人ホーム)には、場所にもよりますが100人単位の入居待機者がいたり、新設された施設ではスタッフが足りず、新しく入ったスタッフにも教育指導ができない、業務も十分に遂行できない、またスタッフの過重労働により、離職や入居者への虐待への繋がってしまう可能性などが現在では懸念されます。
金銭的に在宅介護でなければ介護をすることができない、また寝たきりの家族がいる場合、施設へ入居することが難しく、長期療養病院を探す人もいますが、希望通りの場所になく、遠方の病院を探したり、他の療養病院を数ヶ月で入院・退院を繰り返している家族がいることも実情です。
また介護が必要でない人に対して、シニア世代専用の分譲マンションの建設、近隣にある病院と連携を組み、マンションの中に診療所を併設し、何かあれば指定先の病院に搬送されるという仕組みのマンションも増えてきました。また有料老人ホームなどでも「出来る限り自宅と思って貰えるように」というコンセプト造りで食事をお盆で配膳せず、そのままお茶椀や食器のまま配膳したり、ヒノキ風呂の入浴場所がある施設もあります。

高齢者が求めているものとは?

介護の仕事をしていてよく耳にするのが「長生きをし過ぎた。だから、病院や施設にいなくてはいけない」「家に帰りたい」「どうして家に帰ったらダメなのか?」「レクリエーションなんて子供がすることをしたくない」という言葉を聞くことがあります。家族の意向や自分の生活行動に対する認識のズレがあるから、病院や施設にいることがストレスに繋がってしまうケースもあります。
また介護をする家族も仕事があったり、家族も高齢化になり、だんだん自分達で介護をすること、介護をされる人の気持ちを尊重したくても、家で看ることが難しいこともあります。このようなことから、介護を現場での自宅に近い環境づくりが必要と言えますね。

超高齢化社会を迎えるにあたって

神奈川県小田原市にある「ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス」を運営するカイロス・安堵カンパニーの社長が産経ニュース(2015年11月12日付)のコメントで「家族が家で看取るのは理想だけれど、お嫁さんが眠れなかったり、親族がもめたりするのも少なくない。家族にはできる範囲で対応してもらい、我々は足りない部分を足します」との発言がありました。
また医師や薬剤師、訪問入浴などの地域のどこに質の高いサービスがあるのか把握していることも強みと言えるでしょう。このように「医療・介護・住宅」が併設されている施設は増えてきましたが、人生の最期を迎えるにあたって、当人が何を求めているのか?介護業界ができることは何か?と金銭格差が拡がる世の中で、貧しい人達にも平穏な生活を過ごして貰えるようにこれからも考え続けることが大切だと言えるのではないでしょうか。
参考元:産経ニュース


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