認知度が低い?若年層末期がん患者も介護保険が使えます。
働く世代である40~64歳の末期がんの患者約6割が、介護保険を申請していないという調査結果が、患者支援団体の調べで発表されました。介護保険はどうしても65歳以上という点が重視され、その年齢に満たない患者は介護保険を使える事を知らないという人も多いようです。また「自分は介護される身ではない」と介護保険に抵抗がある人も多いようです。

何故介護保険を利用しないのか?

認知度が低い?若年層末期がん患者も介護保険が使えます。についてのイラスト 自分の意思から介護保険を申請しないのは尊厳遵守の観点からみれば正しいように思いますが、末期がん患者の多くは死期が迫ると自力で歩くこともできず、起き上がることすら困難となる人も大勢います。介護認定を受けておけば電動のベッドや車いすを借りることもでき、訪問入浴などの介護サービスも受けることができます。自分らしく生きるために支援をうけることはなにも恥ずかしいことではないのです。

利用できる事を知らないのでは?

65歳未満でも介護保険が使える事を知らなかったという原因には、病院からなにも教えてもらえなかったということが大きな原因となっているようです。自ら市町村に相談に行けば教えてもらえますが、そこにすらたどり着いていない人にはいったい誰が教えてくれるのでしょう。自宅療養を勧められたときに、「自宅で最期まで自分らしく生きていけるための支援をしてもらえるサービスがありますよ。」「65歳未満でも末期がんであれば介護サービスは利用できるのです。」その一言があるかないかで、その後の生活はかなり違ってくるのではないでしょうか。

介護度の判定

働く世代40~64歳のがん患者を介護し、看取った経験のある200人に調査したところ64%の人が介護認定の申請をしていないと発表されています。また、介護認定を受けたが介護度が低く評価されたという人もいました。39%が「要介護1」以下の判定となり、ベッドを借りる事も出来なかったと話していました。介護度の判定には不透明な部分もあり、65歳以上の高齢者でも、介護度に不満を持つ人もいます。判断基準が明確ではなく、また適正に判断されていないのではないかという不信感もあります。不透明さがこの評判となっているのではないでしょうか。

知らないと損をする

介護認定に限ったことではありませんが、行政サービスなどは特に「知らなかったから損をした」という事が多いです。今自分に関係ないからとアンテナを広げないままでいると、いざ自分や自分の家族の身に降りかかったときに困ってしまいます。病気での介護も高齢者の介護も、頑張りすぎないことが大切です。適切なサービスの提供を受け、助けてもらいながら生きていくことが介護保険の目指すところなのではないでしょうか。


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