介護の自立支援に「行き過ぎ」は禁物!支援サービスのあり方について!
介護における自立支援ですが、自立支援の本当の意味を理解しないまま支援をしてしまうと利用者を放置することになりかねません。

今増え続ける介護費を抑制する目的で、要介護度を改善した事業者に対して奨励金を与えるという取り組みを行っている自治体があります。

不正に要介護度を改善させる問題も考えられますが、自立支援や要介護度を改善させるために利用者の望まない介護を行ってしまうリスクもあることを知っておくことが必要です。

介護における自立支援とは

介護の自立支援に「行き過ぎ」は禁物!支援サービスのあり方について!についてのイラスト 「自立」と聞くと何かをする時に自分自身ですべて行うこと、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

しかし介護における自立とはそのような身体的な自立よりも病気などによりできなくなってしまったところを少しずつできるようにしていき、日常生活の質を上げていくことをポイントにしています。

そして何か1つできなかったことができるようになることで「まだまだ自分はできる」という気持ちを持ち、生活に対する意欲を持つことにもつながっていくのです。

1つの動作ができるだけでも自立

要介護度を改善させた事業所には報奨金を、という取り組みを行っている自治体もがあります。
確かに要介護者が増え続けている現状、介護費が大きくなり財政的にも厳しい状況になっています。

そのため要介護度を改善させ、介護費を抑制することができるという考えは間違ってはいません。

しかしそれを意識し過ぎることで「できるようにするために何も支援をしない」というのは間違いになります。

できないところをすべて支援するのではなく、行為のうちどこができないのかをしっかりと分析し、そのできないところを支援すると共にできるようになるように支援をしていくということが大切なことです。

服を着替えるという行為を1つ取ってみても「どの服を着るのか」から始まり、脱ぐ・着るという動作が続いていきます。
例えば着替えをいう行為がすべて介助を必要だとします。 

今までは「服を選ぶ」ということすら介助を必要としていたが、支援により選ぶことができるようになったということでも自立支援と言えます。

要介護者の生活の質を上げていくことが自立支援

「何もできないから生きていても仕方がない」と話す要介護者がいます。

その方が何か1つできるようになったら「まだ自分でもできることがある」と喜びを感じ、他のことにも積極的に取り組むようになるという経験をしてきました。

支援する側からしたら「たった1つのこと」かもしれません。
しかし要介護者からしたらそれはとても大きなことで喜びを感じ、自信につながります。
そして日常生活の質を上げていくことができます。

それこそが自立支援の考えになるのではないでしょうか。

決して「すべてできるようになるために支援をする」というのは自立支援の考え方とは違うと考えます。


2016年12月10日 17:00


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