介護福祉士の資格を取得!刑務所内での職業訓練
刑務所内で介護福祉士資格が取得できるってご存知でしたか?
刑務所内には様々な職業訓練が実施されています。
再犯防止のためには職を持つことが重要となるからです。

その一つとして、介護職員初任者研修が職業訓練として行われています。

山口刑務所では、出所後の就労まで視野に入れた取り組みを行っており、2016年2月には介護施設への就職内定者も出ています。
介護業界は現在、深刻な人手不足であり、将来的にも深刻さは増すと予想されます。

こういった取り組みが介護分野での人材確保、育成にどういった影響をもたらすのか興味深いところです。

職業訓練として

介護福祉士の資格を取得!刑務所内での職業訓練についてのイラスト 刑務所内では、溶接、建築、理容など10科以上の職業訓練が行われています。

社会に戻り職を持つということが、再犯防止策となるからです。

更に品材確保という介護分野のニーズもあります。

そこで、「介護福祉科職業訓練」を開講、職業訓練として「介護職員初任者研修」が実施されることになりました。

「介護職員初任者研修」修了者は、以前のホームヘルパー2級と同等の資格を有することになります。

なぜ資格が必要なのか

制度上では介護施設で就労するのに資格は必須ではありません。
未経験、無資格でも働くことが出来ます。

しかし、近年ではより良い人材を確保したいという施設側の思いもあり、介護職員初任者研修修了者であること、出来れば介護福祉士が要件となっている求人を多く目にします。

人手不足だからといって、「頭数さえ揃っていれば」ではないのです。

介護職員初任者研修では、在宅・施設を問わず最低限の知識・技術を身に付けることを目的としています。
また介護福祉士へ続く過程としても位置付けられており、介護分野で仕事をする上での第一歩ともいえます。

介護現場での就労を目指して

2016年2月4日、山口刑務所在所中に「介護職員初任者研修」を修了した受刑者が採用面接を受け、内定が出ています。
この受刑者は出所後、介護職として働くことになっています。

この受刑者は11月に資格取得、その後、現場見学や実習を行っています。
面接では「なぜ介護職を希望したか」「就労後の生活をどう考えているか」などの質問があり、面接を受けた受刑者は「大変な仕事ではあるが、多くの人を笑顔にしたい」などと答えています。

山口地域ケアセンターは、今後も受刑者の円滑な社会復帰に向けての支援を行うために、介護の現場、人材を活用していきたいとのこと。

まとめ

介護分野は人手不足ということもあり、働く気さえあれば誰でも就業できるのではないか、と思われがちです。

犯罪の前科があっても「介護の仕事なら」と思うのは、それは間違っています。

しかし、本人の更生を前提としてですが、しっかりとした教育を受け、更に「働きながら介護福祉士を目指す」といった向上心を持っている人ならば、障害や苦労は多いかもしれませんが、介護職として立派にやっていけるのではないでしょうか?

あとは本人の生活への心構え、仕事への情熱、周囲の環境が重要になってくるのではないかと思います。


2016年7月29日 9:00


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