介護器具の使い方を体験して学ぶセミナーが開講
介護や医療について学ぶ本年度の「熊日・スミセイさわやか介護セミナー」(全2回)が28日、熊本市中央区の熊日本社で始まり、約100人が介護器具の使い方を体験しました。普段の生活の中では介護器具の体験はなかなかできませんので、非常に良い企画だったのではないかと思います。 今回のセミナーは住友生命福祉文化財団(大阪市)と熊日の主催で、住友生命保険熊本支社協賛で開催されました。

杖の長さの決め方

腕を下ろした正しい立位姿勢で、杖を体側に垂直に立てます。手首の骨のところが握りの位置の目安となり、歩行時ひじが約150度曲がるのが良いとされています。また、脇の腰骨の一番出っ張ったところから、足元まで垂直におろした状態の長さのものとも言われます。

杖の種類

ひと言で「杖」といっても、昔のチャップリンの時代のようなオシャレのためのものではありません。機能的で安全であることが第一番に求められます。以下で杖の種類を見ていきましょう。

伸縮杖

調整ボタンで段階的に長さの調整ができる杖です。長さを調整できることで、身体に合った長さで使うことができます。

折りたたみ伸縮杖

折りたためる為コンパクトになるタイプの杖です。旅行やお出かけ時でも持ち運びやすいのが特長です。

一本杖

頑丈な作りの杖です。男性に好まれる傾向があるシンプルかつ高級感のあるタイプの杖です。

多点杖(四点杖など)

前後左右に安定感があり、屋内での立ち上がりの補助や歩行訓練に最適な杖です。主に屋内での使用です。

ベッドの選び方

介護器具の使い方を体験して学ぶセミナーが開講についてのイラスト 介護用のベットに関しては大は小を兼ねるということはありません。身体に合わないベッドだと、背上げ機能などを使ったときに、ポイントがずれてしまい正しいかたちで起こすことが困難になり、かえって身体に負担がかかってしまう場合もあります。また、配置の場所については、介護のしやすさという点では部屋の中心にベッドがあることが本来理想なのですが、日本の住宅事情からすると困難です。ベッドの周囲(壁側など)に介護者が入れるくらいのスペースを設けられることをおすすめします。
ベッドを利用すると、起居動作などが高さがある分立ち上がりやすくなり、布団より確かに楽になります。また、上下動の機能があるなどのベッドは、特に介護がしやすく介護者の負担が軽減されます。しかし、布団であれば畳めば小さなスペースでも多目的に活用できるのに対し、ベッドは容易に移動することが出来ないため、部屋の用途が限られてしまいます。利用することにより、身体への負担は軽減されますが、逆に身体機能の低下が懸念されますので、それを踏まえた上でベッドの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

車いすの選び方

一番大切なことは、体にあった座りやすい車いすを選ぶことが大切です。普段ご使用のいすで支障がなければ標準の高さでよいでしょう。足が床から浮く場合は、低床タイプ(40cm、38cm)などの利用を検討してみてはいかがでしょうか。長距離の移動が多い場合には座り心地を重視します。短距離の移動で頻繁に乗り降りをする場合は、乗り降りのしやすさを重視します。車輪がワンタッチで外れるものもありますので、外出用、室内用とタイヤを使い分けられる物もあります。利用者本人が車いすをまったく操作できない場合は、介助用車いすを選択するといいでしょう。

まとめ

介護にあたると言うことは、それなりの身体的に負担があります。また、介護される側も気遣いをしなくてはなりません。そんな時、少しでも楽に出来るようにと介護器具も発展しました。実際に体験してみる機会は少ないかと思いますが、セミナーなどが開かれその器具を正しく安全に使うことにより、お互いがよりよい介護生活が送れるようになることを望みます。
参考元:熊本日日新聞


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