介護難民を救えるか。隠された資源の有効活用
1964年東京オリンピックの頃を頂点として高度経済成長を支えた若者世代、俗にいう団塊の世代。日本の礎を築いたその団塊の世代があと10年で75歳以上の後期高齢者となります。それがいったいどのような影響を及ぼすのか、言わずとも想像がつくことでしょう。 要介護者はうなぎのぼりに増加し、少子化の影響も加えて介護の担い手は激しく不足。介護施設を増設しようが介護する人材が足りず受け入れ困難、結果13万人が介護難民として行き場を失うと予想されています。 そんなことはもうずっと昔から言われていたことですが、依然として画期的な対策案がなされないまま今となっています。

埋もれた資源を有効活用

介護難民を救えるか。隠された資源の有効活用についてのイラスト 東京都日野市に築50年の大規模な団地。その団地には、一風変わった光景を目にすることができます。団地内の道行く人のほとんどが高齢者なのです。この日野市の大規模団地は空き部屋を高齢者向けにリフォームし、月10万~14万1000円(サポート料・共益金別途)で高齢者に貸し出しています。部屋は決して広くはありませんが、バリアフリーに整備され、体調に緊急を要するときにはすぐに対応できる緊急通報装置も整備されています。最近は古い団地や古民家をオシャレにリノベーションし若者が住むといったことも増えていますが、この団地の場合はあくまで安心・安全を提供してくれているのです。

ベットシェアリング

ベットシェアリングについてのイラスト ベットシェアリングという制度をご存じでしょうか。まだあまり広まっておらず名前を聞いてもピンとこない人の方が多いと思います。ベットシェアリングとはその名の通りベットをシェア、つまり共有して使う事を意味しています。 東京都渋谷区にある、とある特別養護老人ホームでは家で過ごす在宅者と施設で過ごす入居者が3か月までの短期を限度として交互に同じベットを利用するベットシェアリングというサービスを行っています。
現在その施設では5つのベットが対象となっており、10人の利用者さんにベットを提供することが出来ています。施設ですごす3か月の間は専任の理学療法士が筋力アップの為のリハビリを行い、自宅ですごす3か月を安心して生活できるために頑張っています。 限られたベット数で、沢山の利用者さんを受け入れたいという施設側の意向と、短期間でもいいから入居したい本人や家族の意向。双方の利害が一致した新しいサービスとなっています。

どんな分野でも埋もれた資源をフル活用

またこのような埋もれた資源を有効に利用しようという考え方は医療の分野でも広まっています。新しい事をしようとするとどうしても財源や人材その他もろもろ沢山の資源が必要となります。 しかし冷静に振り返ってみれば、影に隠れた忘れられた資源は沢山残っているのです。今一度埋もれた資源に目を向けて考えていってほしいものです。


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