介護士の技能向上で離職率を下げる?
皆さん、国が掲げる一億総活躍社会をご存知でしょうか? 再選された安倍晋三首相が掲げた大きな政策に『一億総活躍社会』というものがあります。その総活躍社会実現の為に、「新・三本の矢」というものを提言されました。その中身は「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心に広がる社会保障」という内容です。

新しい政策に対する不安

介護士の技能向上で離職率を下げる?についてのイラスト 安倍首相ならではの政策で、国民のためを考えて下さったことなのだと思います。しかし、具現的ではないこと、現実的ではないことに国民の不安がぬぐえないことも事実であると思います。ただ安倍首相の悪口を言いたいわけではありません。介護支援に関しても、現場の実情と一致しないこともありますし、最近ではマイナンバー制度の導入直後に汚職事件や詐欺事件の発覚など多くのニュースが報道され、不安に感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特養増設と高齢者の希望のギャップ

また特別養護老人ホーム増設に関してもですが、介護業界の人材不足が叫ばれている中で、増設を優先させても、あまり意味はないと私は考えています。何より、施設現場で思うことは80代、90代の高齢者の方々は皆さん、第二次世界大戦を経験し、生きることの大変さ、自分が育ってきた地域への愛着が見受けられます。自宅で人生の最期を迎えることを希望されていましたが、家庭の事情や自分の体調を考え、我慢して施設にいらっしゃった方もいました。「自分は長生きしすぎた」なんて仰る方も少なくないのです。

介護離職率が下がらない理由

自分の周りの介護職員の方で、退職していく理由としては「体力的にきつい」ということ。その通りだと思います。年々、高齢者の認知症は増加していく中で、認知症にも多くのケースがあり、こうしておけばいい、ということはありません。また施設では、抑制帯などの使用は禁じられており、最低限のスタッフで入居者の行動を見守っている状態です。普通に見守るだけならいいのかもしれませんが、徘徊行動や施設から脱走しようとされる入居者様も中にはいらっしゃいます。精神的にきついと感じるスタッフの気持ちもわからなくはありません。しかし、介護報酬を下げた今、ギリギリの人数のスタッフしか雇用することは難しいという運営側の気持ちもわかります。大手一流企業が多数介護事業に参入される中、小さな施設でも一歩間違えれば倒産することもある時代です。

介護士の技能向上で離職率を下げる

私の考えとしては、介護士の仕事を増やして給料を上げればいいと思います。これだけでは、介護業界で働いている方達から苦情がきそうですが、ただ単に今の仕事内容を増やせばいいというわけではなく、介護士ができることを増やす、ということです。注入や褥瘡処置、吸引(たん吸引は現在、介護士でも一定の基準を満たせば可能となっておりますが、実際たん吸引を行っている施設は少ないです)などをできる介護士が増えれば運営側もより良い人材を雇用し、効率的に業務を行えますし、介護士としても給料面での不満を改善することができるでしょう。上記内容は例えに過ぎませんが、自分達でできることは沢山あると認識することで、仕事へのプライドを持つことで自信にも繋がるのではないかと思います。


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