介護殺人事件は増える一方…悲しい事件が起こらないために
介護殺人という悲しい事件が起こっています。
警察庁の統計によると介護や看病を苦にした殺人の数は2007年から2014年までの8年間で356件となっています。

そして今、総人口に対する65歳以上の高齢者の数が27.3%を占めており、超高齢化社会になっていると言えます。
また、介護殺人が起こる原因には介護疲れはもちろん、先が見えない将来への悲観が挙げられています。

介護殺人が起こる原因は

介護殺人事件は増える一方…悲しい事件が起こらないためにについてのイラスト 高齢化が急速に進み、同時に要介護者の人数も増加しています。

また特養への入所基準が厳格化され、原則要介護3以下の人は入所できない状態です。

そのため在宅で介護をしている人たちも多くなっています。

また在宅で介護をしている人たちの中には高齢の介護者が同じく高齢の配偶者を介護するという老老介護、認知症がある高齢者が認知症の高齢者を介護する認認介護も問題となっています。

そして地域に埋もれてしまい、必要な介護サービスを受けられずにいる要介護者も多くなっていると予測されます。

このような人も含めて介護をしている介護者たちは身体的にも精神的にも疲労している状態です。

しかし介護は先が見えない状態のことも多く、いつまで続くのかという不安や悲観が起こります。

そうした時に追い詰められてしまい、要介護者に手をかけてしまう介護殺人が起こってしまうのです。

介護離職も介護殺人の原因の1つ

家族の介護をするために自身の仕事を退職する介護離職。

特に今、晩婚化や出産年齢の高齢化が進んでいるため働き盛りの世代が親の介護のために介護離職をするということもあるでしょう。

もし働き盛りの世代が介護離職することになったら、自分たちの家族の生活にも負担が大きくなってしまいます。

一方、介護をしながら働き続けられる環境であっても、仕事と介護の両立は大きな負担となります。

また子育てをしている世代であれば更に負担も大きくなってしまうでしょう。

そうすると身体的な負担はもちろん、精神的な負担も大きくなってしまい、追い詰められてしまい介護殺人へとつながってしまうことが考えられます。

介護殺人を予防するには

介護殺人を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは介護を1人で担わないということです。

「自分の親だから配偶者には迷惑を掛けられない」と1人で介護を頑張ってしまう人もいるでしょう。

また兄弟や親戚との関係が悪く、誰も頼ることができないかもしれません。

そういった人たちを早く発見し、適切な介護サービスを提供すると共に介護者のフォローをすることが求められます。
また同時に介護者自身も地域包括支援センターなどの相談機関などに相談し、支援を求めることも大切なことになります。

1人で悩まずに誰かと協力しながら介護を行い、自分自身の生活も大切できるような環境になるように支援をしていくことが求められます。


2016年10月9日 12:00


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