ムース食やペースト食・・・ 介護食にも色々あるのです
介護食には、ムース食ペースト食、きざみ食やゼリー食、さまざまな形状の違いがあります。
介護食の世界でも進化しているようです。 高齢者の楽しみとは?
やはり一番が食事ではないでしょうか。

でも嚥下に問題がある方にとってはどうでしょう。
全ての人が楽しく過ごす食事の時間になるといいですね。

ムース食とペースト食

ムース食やペースト食・・・ 介護食にも色々あるのですについてのイラスト ☆ペースト食とは:食べ物の「肉」「野菜」等をすりつぶし細かくして、咀嚼しやすく工夫し栄養の吸収がよいこと に重点を置いた調理品のことです。

☆ムース食とは:食べ物をミキサー等を使うことで液状にし、トロミ剤などで固めた料理のことです。ここであえて「料理」と いう言葉を使ったのは、見た感じも食べたときの味も普通の食事と遜色なく作った介護食だからです。

マンゴーやトマト、赤・黄ピーマンを使ったムース食のパスタとか魚料理にハンバーグと、 普通食と変わりないメニューも考案されています。

「ムース食はサプリメント代わりにも使える。多くの人にその良さを知ってほしい」とはムース食レストランの店長さんの言葉です。

ADLとQOL

☆ADL(Activities of Daily Living)とは:日常生活動作のことです。
日常動作とは食事、入浴、排泄などの日常の基本動作を意味します。このADLが高いということは自分自身のことが出来るということですから、 介護の必要性が少ないということです。

☆QOL(Quality of Life)とは生活の質のことです。
そして生活の質とは人間としての尊厳に関ってくるものです。誰でも人の世話にならないで生活したいものです。そう考えれば、この両者は両輪の輪のようなもので、ADLが 向上し、自分のことが出来るようになるとQOLも向上します。

介護食の目的とは?

嚥下障害がある方にとっては、食事にすら危険が伴います。
ましてや寝たきりで認知症の人の場合は嚥下に無理が少なく、栄養吸収に焦点をあてれば、ペースト食も必要でしょう。でも、嚥下障害はあってもADLの低い方には、ペースト食は味気ない食事になってしまいます。そもそも食事は目でも楽しむものです。

以前勤務していた施設でのことです。
ある日、食堂で入居者の皆さんで、昼食を食べているときのことでした。 食事内容は同じなのですが、直ぐに咽てしまう嚥下に少し不安がある人がいました。煮物は細かく切り刻んであります。魚も同様です。 「食べたくない!」とテーブルからトレイごと落とされてしまいました。

勿論わざとじゃありません。
手が滑ったのですがその日以来、皆さんとおしゃべりされなくなりました。以前はみんなと仲良くしていらっしゃったのに、どうしてかなと思いお部屋にお伺いしました。

「私は…私だけが重病人みたいな食事は情けないわ。○○さんよりしっかりしてるはずよ!」と涙ながらに訴えられました。嚥下に不安があるからと、 きざみ食にしたことで心を傷つけてしまったようでした。

調理師に相談してみました、みなさんと同じものは難しいとの事でした。
その頃は私もムース食のことを知りませんでしたので 今でも申し訳ないと思い出します。

まとめ

ムース食やペースト食の違い、ご存知でしたか?
進歩は医学だけではなくて、こんなところにもありましたね。

そもそも食とは目と口と舌で楽しむものです。基本的には安全第一で、咀嚼に問題があれば仕方がないことでしょうが人として食欲を満たすことは重要なものではないでしょうか。

ただ栄養を取れればいいということではなく、みんなと楽しめることも大切なことだと思います。
施設でも家庭でも手軽に手に入るようになるといいですね。


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