介護職員の人材不足が更に深刻に。政府が介護施設の増設を表明。
政府は一億総活躍社会の実現の目標に向けて「介護離職ゼロ」を掲げました。介護離職ゼロを達成する為に安倍首相は介護施設の増設を表明しています。しかし今でも人材不足が問題になっている介護職員。このまま施設だけが増え続けても人材が確保されなければ機能することは出来ません。 なぜ、職員は不足しているのか?介護職員の人材不足の現状を調べてみました。

介護職員、人材難の深刻さ

介護職員の人材不足が更に深刻に。政府が介護施設の増設を表明。についてのイラスト 厚生労働省の推計では2025年度には団塊世代が75歳以上になる為、今より80万人多い253万人の介護職員が必要になると考えられています。重労働の上に排泄物などの処理や認知症ケアなど精神的にきつい事もあり、私自身「介護の仕事をしています。」と人に話すと「あんな大変な仕事して・・」と憐れむような目で言われてしまうことも。イメージ的にも良く見えない所も多く「やりたい仕事!」にはつながらない所もあるのでしょう。

介護職員が敬遠される一番の要因

そして介護職員が敬遠される一番の要因は賃金の低さです。平均月収は約22万円。これは月数回の夜勤も含まれた金額で夜勤のないデイサービスなどの賃金はさらに下がります。これは全産業の平均賃金よりも11万円も低い金額です。これで重労働と続くと、人気がないのもわかります。男性はこの影響を受ける人が多く、若くて体力もあり、女性の高齢者に人気があった青年が結婚を機に「このままじゃ生活できないから」と辞めていく姿を見たことがあります。やりがいを持って仕事をしていただけにとても残念で仕方ありません。政府は4月の介護報酬改定で職員の賃金が平均1万2000円アップするように加算制度を拡充していますが、それがひとりひとりの職員にいきわたっているかは不明です。ちゃんと賃金の値上げが行われているか行政は厳しいチェック体制を行ってほしいと思います。

能力を適正に評価する人事・賃金のシステムを

介護職員の中ではたん吸引の実施や認知症のケアなど専門的な知識も必要となり様々な勉強会に出席をして日々学んでいます。キャリアも積み、能力も上がってきているのに人事評価や賃金に反映されないとなれば職員の士気も下がるのは当然です。事業者には能力を適正に評価する人事・賃金のシステムを整え、政府の方から指導する必要があるのではないかと思います。

人材の使い分けを

介護職員の仕事内容は専門的な知識が要するものもありますが、掃除や食事の準備、話し相手など補助的な業務も沢山あります。有資格者には専門的な業務に集中してもらい、補助的な業務には高齢者や短時間勤務で働きたい主婦層に来てもらい役割を分担することで人材を確保していくことができます。経験豊かな高齢者、育児経験などがある主婦などは細かな気遣いが上手なので利用者にも受け入れやすいといえるでしょう。

まとめ

賃金の上昇は施設を増設するのであれば早急な対応が必要です。空いた時間で働きたい人は沢山いるはずです。その時代のニーズにあった人材確保の方法を行えば上手く機能することが出来るのではないかと思います。介護の仕事はイメージが悪いこともありますが、職員の中では前向きに、常に笑顔でやる気があふれている人も沢山います。そんな素敵な表情や仕事ぶりなどを前に出してイメージを変えていく必要もあるのではないでしょうか。意外に思われるかもしれませんが、介護職員は楽しんで、やりがいを感じて働いている人が実は多いのです。


  • 入居までの流れ

    サ高住とは?

    入居にかかる費用
    入居条件について
    有料老人ホームとの違い
    生活支援サービスについて
    介護サービスについて
    メリットとデメリット

    入居祝い金

    Sakouju noteの知恵袋

    スマホの方はこちら

    施設掲載ご希望の方はこちら


    pagetop