人手不足の慢性化 -介護職員の不足-
介護業界は常に人手不足と言われています。「汚い」「きつい」などとも言われてきました。本当に原因はそれだけなのでしょうか?

教えること、言っていることがバラバラ

人手不足の慢性化 -介護職員の不足-についてのイラスト 待望の職員が入職してきました。養成学校を卒業したばかりですが、いつか立派な戦力となってくれることでしょう。早速先輩職員の指導のもと勤務が開始されました。数日後、新任職員の様子が少し変で、落ち込んでいるような様子が見られます。理由を聞くと、「数人の先輩について業務を教えてもらったが、みんな言うことがバラバラで・・・誰の言っていることが正しいのかわかなくなり、このまま仕事を続けていくことに不安を覚え、自信がなくなりました。」とのことでした。

技術は見て経験して覚えるしかない

介護の仕事は食事・入浴・トイレ・掃除など身体面や生活面で援助を必要とされている方のお手伝いをすることです。時間などにより業務内容が決められていますが、人間相手ですので、時間通り、マニュアル通りには行きません。介護技術も職員にそれぞれ個人差があります。
一方先輩職員からは『業務をいつも通りこなしながらだと、ゆっくり丁寧に教えることが難しい』『技術は見て、経験して覚えるしかない』との声がチラホラ。そうならざるを得ない状況もあるでしょう。しかしこのままの教育体制で新任職員は、介護職という仕事を続けていくことができるのでしょうか?

働きやすい職場と指導担当者の育成

どういった業界であれ、初めてその仕事をするということは覚えなくてはならないことが多いです。介護業界に関しては業務もそうですし、利用者さんとのコミュニケーションにも気を配らなくてはいけません。新任職員が今後も介護職を続けていくには、以下の点に注意するべきだと思います。

働きやすい職場=コミュニケーションが円滑

多少仕事がきつくても職員間のコミュニケーションが円滑だと、フォローし声をかけあい、気づくと乗り越えてしまっていることがあります。

指導担当者の育成=指導担当者がしっかりしていること

いつでも質問できる、それだけで新任職員の不安度は違ってきます。そして職場全体のサービスの統一化、質の向上、介護技術の向上につながり離職率の低下につながります。

ヒューマンスキルの向上

介護業界ではあまり耳慣れない言葉ですが、ただ漠然とルーティンワークとして業務を遂行するのではなく、自ら考え、動き、働きかけ、スキルアップをしていくことがこれからの介護職には必要となるのではないでしょうか。 新任職員が踏み出す第一歩をどれのくらい大切にできるか、育たせることができるか、それこそが、人手不足の慢性化を防ぐことになります。

まとめ

これからますます高齢化社会が進むにつれ、介護の担い手が必要になります。しかし一方では、介護報酬の引き下げなど介護保険の改訂も行われています。そのため今まで以上に介護のプロとしての自覚、そして常にスキルアップし自己研磨をしていくことが重要となります。それがいつかは人手不足、離職率の低下に防ぎます。『やりがい』『誰かために』と介護職を目指す人たちが、専門職として安心して仕事ができる環境になるよう願うばかりです。


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