若者と高齢者で団体表彰を受賞!過疎地を蘇らせるのは!?=長浜市
少子高齢化、過疎化が叫ばれる昨今、慶應義塾大と米国・マサチューセッツ工科大との係わり合いから、両大学との連携を図り、高齢化と過疎化に挑みました。その結果ワークショップ、田根酒プロジェクトと打ち出し地域の活性化へと繋がったということです。

2015年度のふるさと大賞で団体表彰を受賞

若者と高齢者で団体表彰を受賞!過疎地を蘇らせるのは!?=長浜市についてのイラスト 2015年度のふるさと大賞で「田根地区・地域づくり協議会」が、団体表彰を受賞しました。2014年度の豊かなむらづくりの全国表彰に続く受賞となります。この賞は総務省から地域の活性化と魅力あるふるさとづくりに貢献する事業活動を実施している団体に贈られる賞です。
その総務大臣賞に、長浜市の田根地区・地域づくり協議会が選ばれたのです。

日本のよくある風景を有する田根地区

長浜市田根地区は過疎化が進み、少子高齢化の波がどんどんと押し寄せる田舎でした。
春になると鳥のさえずりが聞かれ、また秋になるとトンボが飛び交い、自然の原風景がいっぱいで、空気が美味しい。そんな日本中どこにでもある山村です。
そんな田根地区にどのようにして転機は訪れたのでしょうか?

田根地区に訪れた転機

ありふれた田舎のこの村に転機が訪れたのは、2007年に慶應義塾大と米国・マサチューセッツ工科大の学生ら約40人がこの地区を「地域活性の促進拠点」という研究テーマをもって訪れたことが始まりでした。
村にとって普通のこの自然環境は、学生たちの目にはとても魅力的に写ったのです。
住民との交流や里山の自然の中での遊び、季節ごとの生き物に驚きと感動を覚えたのでした。やがて毎年学生たちは訪れるようになり、地元の高齢者たちはそれを楽しみに待つようになりました。そしてある夏、空いた古民家を利用して学生達は「過疎化や少子化」について研究を始めました。
そうする日々の中、学生に協力する喜びを高齢者は感じるようになりました。もともと閉鎖的な山村部の高齢者の空気感が変化し始めたのです。

「田根酒プロジェクト」発進!

すると、そんな田根地区で酒米作りが始まりました。住民達と大学生は一緒になり、春に田植えをし、秋には収穫しました。その酒米を、日本酒で有名な京都市伏見区の酒造会社で醸造してもらったのです。
日米の学生と地元の子どもが銘柄やラベルを考案し、ついに13年には「純米吟醸 美田根」という商品を販売するまでになりました。

現在の田根地区は

田根地区住民と学生たちが一つになったまちづくりは、住民に笑顔と希望をもたらし、過疎化の山村であった田根地区にたくさんの人を呼び集める結果となりました。
毎年、近江孤篷庵で開催されるコンサートには、県内外から100人以上が集結し、名物イベント「1日回峰行」も毎回大盛況だそうです。小学生から高齢者までが一緒になり楽しい時を過ごしています。

まとめ

何かを企画しようと意気込む政府の施策より、過疎地の高齢者と都会の若者の交流が生んだ副産物には大きな成果が見られます。
過疎地の少子高齢化はこれからも進んでいくと思いますが、都会にはない日本の原風景は若者が知らない世界を持っています。また、あまりに当たり前で気づかなかった日本の財産が埋もれていることもあります。
「田舎の空気や豊かな自然こそが田根の魅力だと、都会の学生が気づかせてくれたんです」「まちづくりは人づくりからと痛感した。心の豊かさが芽生えたことが私たちの財産です」
この田根地区代表の言葉のように過疎地の問題はもしかすると人の心が原因なのかもしれませんね。
参考元:読売新聞


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