認知症ケアには「個別性」を持つこと!
認知症を持つ方々への対応は介護の世界でも難しいものです。そして認知症の症状には個別性があり、一概に同じケアを行うことはできません。そうした中、介護保険サービス事業者へ「認知症の方へ対するケアの方針はあるか」ということを調査しました。その中の「ある」と答えた事業者は3サービスのみでした。
この調査で介護保険サービスを利用している人の中でも認知症の進行状況で差があることが分かりました。
まだまだ認知症のケアについて知られていないことも多く、今後ケアの方針をしっかりと打ち出していくことが必要になります。

認知症の症状「認知機能障害」

ケアの方針は同じでもケアは個別性を持つについてのイラスト 認知機能とはどのようなことを指すのでしょうか。
人間は生活をしていくうえで様々な情報と出会います。その出会った情報を瞬時に自分の記憶や知識と合わせて考えます。そして適切な答えを出します。
この一連の流れの中に「記憶」「知識」「言葉や行動」「理解すること」「判断すること」などが含まれています。これらは頭の中で無意識に一瞬で行われています。
認知症における認知機能障害というのはこの流れが障害されているということになります。
例えば、「今日は何日ですか?」と何度も同じことを聞いてくる場合、答えをもらった時は一瞬理解しますが記憶されません。そして「今日は何日ですか?」と聞いたことさえ忘れてしまうので何度も繰り返してしまうのです。

認知症の症状「行動・心理症状」

認知症に表れる症状の中に「行動・心理症状」というものがあります。
これは不安感や抑うつ状態、幻覚や妄想、徘徊などが当てはまります。なぜこのような症状が出るのかというと認知症によりのも忘れがある人が、生活に何とか馴染もうとするために間違った行動を起こしてしまうためです。またできないことに対して不安を感じると精神的な症状となって表れるのです。
この症状は病気の進行によって出現してきます。そして本人の気持ちに寄り添わなければ逆に介護する側が恐怖の存在となって介護拒否などにつながるのです。

個人を尊重したケアを行う

介護サービス事業者には介護技術に対してもマニュアルがあるところが多いのではないでしょうか。
介護技術に関しては基礎的なもので誰でも同じようにすることができます。よってマニュアルを作ることもそれほど難しくないでしょう。しかし認知症の症状は個人差があり、人によって様々です。そのような時にマニュアル通りの同じ対応をしても症状を悪化させてしまうこともあります。
ケアの方針は事業者内で共通のものは必要です。しかしケアをする際は一個人として関わり、画一的なケアはしないようにしましょう。


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