スープの冷めない距離の家族 ~同居よりも「近居」のススメ~
 核家族化が進み、女性の社会進出や少子高齢化が進む現代、介護にも育児にも簡単に家族の協力を得ることが難しくなっていきています。同居することで問題解消につながるかとも思われますが、お互いに気づかれし、ストレスを抱え込むことも多く、誰もがすぐに納得できるものでもないようです。  しかし、介護にも育児にも誰かの協力が不可欠です。できれば信頼している家族の協力があるとなお安心です。そこで勧められるようになってきたのは、親世帯と子供世帯が近い距離に住む「近居」です。「近居」の明確な定義はありませんが、車や徒歩でおおむね30分以内に住んでいるケースを指すことが多いです。自治体や都市再生機(UR)でも助成している場合もあります。

メリットは適度な距離感

スープの冷めない距離の家族 ~同居よりも「近居」のススメ~についてのイラスト 一番のメリットは、介護や育児で親子が助けられる上、同居に比べて適度な距離感を保てることです。同居していると一緒にいる時間が長くなるので、祖父母が可愛い孫を構いすぎることが問題となることがあります。また別居している距離が遠いと介護したくても距離的な問題でできないこともあります。祖父母も自分たちの体や生活で困ったことがあってもすぐに相談できない、子供も駆けつけることができないといった心配事が出てきます。これらをうまく解決できるのが、この「近居」です。 育児では、同居している元気な祖父母が口や手を出してすぎてしまうことでトラブルになったり、子育てに協力しすぎて自分の時間がなくなったり、疲れ切ってしまったりすること問題点もあります。でも「近居」では適度に距離を置けるので、いい関係を保てることが多いようです。

新しい家族構成が大きな柱に

また介護でも、最近問題になっているなりすまし詐欺や悪徳商法に引っかかっていないかなど日常生活での心配事や認知症などの体調面での心配事に対しても、すぐに変化に気づくことができるので、うまく対応できることが多いです。なにより近くにいる家族の見守りがあるので、高齢者の精神的安心にもつながっています。 ある居住調査アンケートでも、「今のままがいい」と答えたのは同居では67.6%だったのに対し、近居では84%でした。同居しなかった理由も「プライベートを保ちたい」ことが最も多い理由でした。誰かの助けを必要とする介護や育児の問題を解消するには、プライベートを保ちながら、踏み込みすぎない適当な距離を保てる「近居」が現代の新しい家族構成が大きな柱になっていくかもしれません。


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