高齢者の骨折のリスクが高くなる薬がある?
高齢者になると骨粗鬆症が進行し、骨折リスクが高くなります。
骨折、特に太ももの骨の股関節に近い部分の骨折は、寝たきりの原因となっています。

寝たきりを防ぐためにも骨折予防は、重要な鍵となっています。
しかし、ある薬によって、この骨折のリスクが高くなるという研究結果が発表されました。

骨折によって起こること

高齢者の骨折のリスクが高くなる薬がある?についてのイラスト 高齢になると、下肢筋力の低下や認知機能にも低下が見られるようになるため、骨折のリスクが高くなります。

特に女性ではホルモンバランスの関係から、骨がもろくなる、骨粗鬆症になりがちです。

ちょっとした動きで、腰椎圧迫骨折も起こしてしまうこともあります。

また、転倒などで太ももの骨の股関節に近い部分(大腿骨近位部)を骨折してしまうと、痛みのために歩けなくなってしまい、寝たきりの原因となってしまうこともあります。
寝たきり予防のためにも、骨折を防ぐことが大きな鍵となっています。

薬によって、骨折のリスク高くなる?

ノルウェーの60歳以上の高齢者を対象とした調査によると、抗精神病薬の服用により、この部分の骨折リスクが服用していない人に比べて、2倍以上になることがわかりました。

抗精神病薬は、基本的には統合失調症の治療に使われる薬です。
しかし、認知症によって幻覚・妄想などの症状、徘徊・暴力などの行為がある場合、症状を和らげたり、落ち着かせたりするために処方されることもあります。

確かに、統計上は骨折のリスクが高まってしまうのですが、高齢者がどういった治療のために抗精神病薬を服用していたのかまでは、調査されていません。

結論からいうと。持病の治療との因果関係がはっきりしていないいのです。

そのため、今回の調査結果だけでは、抗精神病薬と大腿骨近位部骨折との間にはっきりとした因果関係があるとは言いがたいものがあります。

まとめ

高齢者は、複数の病気を抱えている方が少なくありません。
それは認知症の方でも同じです。

そのため、たくさんの薬を服用されている場合が多いです。

どんな薬にも副作用があります。
副作用にも注意しながら、治療が行われていますが、この調査のように、思いもかけないリスクが出てくる可能性があることがわかりました。

思ってもいないリスクがあるかもしれません。

今まで以上に日々の生活の中で、些細な変化にも注意しながら、治療を継続していくことが大切です。


2016年7月28日 15:00


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