高齢者地方移住は、本当に「生きがい」に繋がるのか?
「CCRC」に対しては、様々と取りざたされていますね。
どうしてこの構想が生まれたのでしょうか?そこには今後ますま進行する高齢化に、対応しきれない日本の懸念があるようです。

では、高齢者移住へというこの政策 にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

日本版 CCRCはどこを見つめているのでしょう?

高齢者地方移住は、本当に「生きがい」に繋がるのか?についてのイラスト では、CCRC(Continuing Care Retiremant Community) についてはご存知とは思いますが、今一度記載します。

“高齢者が健康な時から介護・医療が必要な時期まで継続的なケアを受けながら社会活動に参加できる共同体を意味し、 米国で1960年代に始まった地域づくりの試み。”のことです。

そして日本版 CCRCの目標とするのは

①高齢者の希望の実現 ②地方へのひとの流れの推進 ③東京圏の高齢化問題への対応

3点が柱となっています。

そんな中「生涯活躍のまち」構想とは、福祉施設の整備という事に留まらず、高齢者自身が地域の中で自分らしく 健康的で生きがいある生活を過ごせる事ができるようにという基本姿勢です。

それが①の希望の実現です。
それにより、②の地方への人口流入が起こりひいては③の問題軽減へと繋がると考えられています。

「生涯活躍のまち」とはどんな街でしょう

高齢化の問題は「介護」が必要になってから、については色々と取り上げられていますが、高齢者と一言でいっても 高齢者=要介護ではありません。現代の高齢者は、元気でハツラツとした高齢者の方のほうが多いのです。

そこで、問題となるのが「生活不活発病」です。定年を迎えたり、子育ても終わり特に楽しみが見つからない高齢者 の方たちにとって、不活発状態がずっと続いてしまうと、生活習慣そのものが「刺激がない」「運動をしない」 ことで、心身機能が低下する可能性が生じる危険があり、そして健康を損う事へとつながりかねません。

高齢者移住地では、移住者自身でできる事を企画実行していきます。
もちろん、自治体も色々と策を検討し取り入れています。

また、移住者自身による講義や趣味の講座開催など、考えれば時間の有効活用は無限に広がります。
そうして、地域で活躍し多少でも収入に繋がれば、また楽しみとも生きがいともなりますね。

ではデメリットとはどんな事があるでしょうか?

「すごく安易な考え方。東京生まれ・東京育ちだから、東京から出ることは絶対に嫌だ。」
「地元には小学校時代からの仲間もいる」「長年税金を払ってきたのにまるで厄介払いみたいだ」
などとの意見が聞こえます。ずっと東京で暮らしてこられた高齢者の方の意見の一部ですが、もっともなことですね。

「若い時は都会で働かせて弱くなったら出て行かせる。これでは地方にリストラするようなものだ」という声から 「平成の姥捨て山」と批判する声もきかれます。

また、新しい居住先では「住み慣れたわが家」を離れるだけの魅力があり、するべきことが本当に見つかるのか? という不安もあります。

まとめ

「地域包括ケア」としてあげられる「住み慣れた地域」という観念そのものを覆すものですね。

「住みやすい地域」 を新たな理念とし高齢化問題、人口問題を含めたさまざまな問題解決したいのは見えています。生活には費用の問題もあります。 国と地方自治体との支援が不可欠な方もいらっしゃる、ということを思案にいれてください。

また、移住者の方の先の先、要介護状態になったときのことも念頭にお願いします。


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