入浴の際の注意点!高齢者が入浴する際のリスクとは?
入浴は高齢者にとっても楽しいことです。ただし、無防備な裸になることで、危険も沢山あります。事前準備や入浴中の注意点、清潔にするのはもちろんですが、身体に異常が無いかなどの再確認をしてみましょう。

楽しい入浴のリスク

入浴の際の注意点!高齢者が入浴する際のリスクとは?についてのイラスト 入浴中の事故はよく聞く話です。そこには温度変化によるものが一番ですが、それ以外に肌の露出が多いため少しぶつかるだけで打ち身となってしまったり、引っかき傷になる事があります。十分に注意しても起こる事故の報告は後を絶たないのが現状です。

準備段階での注意点

まず、高齢者の方をお風呂にという前に、着替えの準備が必要です。入浴後に準備が整っていないとそれだけで裸のままで待たせてしまいます。手際よく着られるように準備しましょう。また、部屋の温度に気をつけましょう。冬場ですと沢山の衣類を着ている高齢者の方がいらっしゃいます。一枚一枚と脱ぐたびに寒さを感じられるはずです。上着を脱がれたときには、バスタオルで肩を覆うといいでしょう。また、脱ぐ際には椅子などに腰掛けて行ってもらうといいですね。不安定な姿勢は転倒のリスクが大きくなります。

浴槽内と洗い場での注意点

浴槽に浸かるということは、とても気持ちがいいものです。ただし、腹筋などの低下から足を伸ばして座った状態で持ちこたえるのは、困難な場合があります。常に目を配り、わきの下に手を添えるなど配慮も必要です。今まで一人で入浴されているからと安心は禁物です。時間を見て早めの声かけをしましょう。
ご自分で洗える高齢者の場合でも、背中などの洗いにくい箇所があります。声をかけて必要とあれば手伝ってあげるといいでしょう。また、ご自身で出来ない方には介護者が洗いますが、その際には高齢者の皮膚の状態はとても脆くなっていますから、優しく洗いましょう。椅子に腰掛けていただいたり、手すりに掴まって頂きながら安全に注意することが重要です。そして、入浴で最も重要なことは「観察」です。どこか赤くなっていたり、青くなっていたり傷がないかなどの点検が重要です。清潔にすることが第一目的ですが、体の変化を見つける健康管理の役割もあります。

私の経験

車椅子の高齢者の方の入浴介護の際のことです。椅子に座っていただき、私の両肩に手をおいてもらいながら前を洗います。後ろは両手で手すりを持っていただいて背中を洗います。ただ、この利用者さんは浴槽内、ずずっと滑って沈んでしまわれるのです。両脇をしっかり支えて入浴してもらってました。この方法が一番安定した体勢でしたからそうしていましたが、私はいつもびしょぬれでした。しかし、お風呂とは1日でもリラックスできる一つのポイント。高齢者の方の日々のストレスには十分配慮して入浴させてあげましょう。

入浴を嫌がられる方の場合

入浴は高齢者の楽しみでもありますが、とはいえ面倒をみられるのは嫌がられる方もあります。そんな時には声かけの方法を考えてみてはどうでしょうか。実際、私自身もとても苦心しましたが、こんな方法をとってみました。サンプル用の化粧品の中にリンスを入れます。ポケットに忍ばせて「今日は特別なヘアケア持ってきたからね」ってポケットの中を見せ、いつもとは違うという印象をもたせてあげます。これで洗髪はうれしいくらいにうまくいきました。こんなように、普段と違った楽しみをもたせてあげるのも一つかもしれませんね。

まとめ

高齢者の入浴は、清潔にすることと、健康状態の確認のためにとても重要です。しかし、危険が伴いますし注意すべきこともたくさんあります。入浴中、そして入浴後の水分補給までが入浴と考えると、最後まで気を抜けません。また、介護する側にはとても負担が大きく、腰を痛めたりもします。なるべく体勢を考慮して対処すべき行為でもありますね。


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