高齢者のやけどは冬場に多発!?家族の配慮で事故を未然に防ぐ
沸騰したお湯やお風呂のお湯、衣服への着火など、使い捨てカイロでもやけどしてしまいます。高齢者がやけどを負う事故が冬場に多発しており消費者庁が注意を呼びかけています。高齢者のやけど防止策はどのようにすればよいでしょうか?

高齢者のやけど事故は、特に冬に多発します。

高齢者のやけどは冬場に多発!?家族の配慮で事故を未然に防ぐについてのイラスト 高齢者になると皮膚は薄くなります。また、運動や感覚機能が低下し、気が付いたときには重いやけどを負っていたという事故が多くなります。高齢者の事故は「低温やけど」「着衣着火」「ストーブに置いたやかんの熱湯などを浴びる事故」「入浴時の事故」などが最も多いです。

「低温やけど」について

暖かいな、と感じる程度でも長時間にわたると、それほど熱いと感じないままやけどになってしまうのです。普通のやけどと違い、低温やけどは水で冷やしても効果がなく見た目より重症の場合があります。もし低温やけどを負った場合は、医療機関を受診することにしましょう。
低温やけどの原因としてはカイロ、湯たんぽ、ストーブ類、電気毛布、あんか、の順に多くなっており、防止するには長時間同じ場所を温めないことが重要です。特に就寝時の湯たんぽやあんかの使用には注意が必要で、布団が暖まったら湯たんぽは出すほうがいいでしょう。就寝時のカイロの使用も危険です。電気毛布を高温で使用するのも、高齢者は特に感覚の機能が低下しているため危険です。

「着衣着火」について

着衣着火とは、ご自身が身に着けている衣服に着火した火災のことです。着火源には、仏壇のろうそくの火、ガスコンロなどが挙げられます。着衣着火を防止するには、まず服装に注意が必要です。ゆったりとしたデザインや生地が垂れ下がっているもの、また毛足の長いものなどは特に危険ですので極力着用しない方がいいでしょう。また、燃えにくい生地や防炎性能の衣類等の使用も検討してみてはいかがでしょうか。また最近では、LED を使った仏壇用のろうそくや線香などもあります。仏壇での事故を防ぐためにこれらの使用も検討するといいでしょう。ガスコンロも火を使わないIHクッキングヒーターも出ていますのでそちらも検討してみましょう。もし、着衣着火が起きた時は、水をかぶるなどで火を消してください。決して走り回ったりしてはいけません。

「ストーブに置いたやかんなどによる事故」について

まず事故の元となる、やかん、鍋などをストーブに置かないことが賢明です。そして、転んでストーブにぶつからないためには、床にいろいろなものを置かないことも大切です。もし、熱湯を浴びてしまったときには、すぐに水で冷やします。着衣の上からで構いませんので無理に脱ごうとしないで、衣服を着たままとにかく冷やすことが重要です。

「入浴時の事故」について

高齢者は特に感覚の機能が低下しているため、高温の湯に気づかなかったりします。また、運動機能にも低下が見られるため、突発時への反応も遅くなるため熱源に接する時間が長くなってしまうことがあります。特に浴槽でのやけどは範囲が広範囲に及ぶことが多いため、重症化しやすいといえます。
防止するには高齢者の入浴前に、浴槽やシャワーの湯温が適温かどうかを確認することが必要です。入浴中の追いだきはやけどの原因にもなり、過度な追いだきはしないようにしましょう。また、循環口に体を近づけないよう注意し、飲酒後の入浴や体調不良の時は入らない等の配慮も必要です。持病のある人(心筋梗塞、高血圧症、脳血管疾患などの既往症がある人)は特に注意してください。睡眠薬や精神安定剤などの服用後は入浴は避けるべきです。入浴時の環境も大切で脱衣場や浴室は湯気などで温めておくといいです。熱い湯や長風呂も危険ですので避ける方が賢明です。    
また、入浴時の事故として、ヒートショックと言う言葉があり、急激な温度変化により、血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞、失神などを引き起こす事故があります。こちらも脱衣所、浴室を温める等で対策をしましょう。冬場の入浴は高齢者本人に限らず家族の心配りも必要になります。

まとめ

高齢になることで、しっかりしているようでも見えない部分で生活するへの弊害が出ている方も多くいらっしゃいます。高齢者のやけど事故を防ぐには本人の自覚だけではなく家族や介護者、周囲の人が注意を払うことが大切です。少しでも多く冬場のやけど事故を防ぎたいですね。


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