高齢者の薬の副作用…「薬のガイドライン」が発刊!
高齢者の投薬は多種多量となっています。その副作用が懸念され薬物療法のガイドラインが示されました。飲み合わせでの副作用には危険がありながらも、それでもその投薬が必要かの問題点が浮き彫りとされています。

高齢者の薬は危険と隣接している

高齢者の薬の副作用…「薬のガイドライン」が発刊!についてのイラスト 高齢者は肝臓や腎臓などの機能が低下しているため、薬が体内に残ってしまうというリスクがあります。そのため強く効きすぎることになります。反対に胃酸分泌が低下し、薬の吸収が悪く効果が弱くなってしまうこともあります。また高齢者は多臓器に疾患を抱えた方が多く見受けられ、多種の診療科を受診し、またたくさんの種類の投薬を受けます。
その結果、投薬量が増加し、中には重複してしまうことで「副作用」の危険がを招いてしまうことがあります。薬の効能が同じようなものの場合は効果が倍増されたり、また、反対に効能を打ち消す作用もあります。

高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015

日本老年医学会が発刊した投薬に対するガイドラインには、慎重になるべき投薬と薬についてのリストが記載されています。本来は医療関係者向けではありますが、高齢者の家族も読んでみる価値がありそうです。特に抗精神病薬の副作用について注目すべき点があり、口内の乾き、便秘、かすみ目といった認知機能の低下が記載されています。
高齢者には高血圧の方が多くみられ降圧剤を毎日服用されている方や、循環器疾患で抗不整脈薬、また糖尿病で経口糖尿病治療薬を服用の方がいらっしゃいます。こういった方々が服用される薬もリストアップされています。薬の減量や、切替での対応についての明記もあり、実際に飲んでいらっしゃる薬についての正しい理解をすることも必要でしょう。

容認せざるをえない内情

これらの薬による副作用を理解しながらも、投与せざるを得ないという事情もあります。というのも認知症の症状が要因です。認知症の症状の中には「徘徊」「妄想」「攻撃性」といった家族にはとても大変な現実があります。本人のためばかりの投薬ということではなく、多少の副作用は容認し服用を継続せざるを得ない事情もあるのです。家族にとっては難しい選択となりますが、社会生活を共に過ごすためには致し方ない事かもしれません。

まとめ

今後の高齢化社会では、薬は命綱となります。年齢を重ねればどうしても多臓器の機能低下は否めない事実です。その命綱の薬がかえって命を断ち切るものとなってはいけないでしょう。昨今の日本では、薬の研究も日進月歩となっていますので今後副作用の少ない薬の開発がされるかもしれません。それまで「本当に適正か」「必要か」との問いかけのもとの投薬を望みます。


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