「無医地区」って?都道府県間でも格差あり
厚生労働省が発表した2014年の「無医地区等調査」結果では、前回の2009年調査に比べて、全国的には減少していますが、都道府県間に格差があることがわかりました。

2014年無医地区等調査結果

「無医地区」って?都道府県間で格差についてのイラスト 無医地区とは、概ね半径4㎞の区域内で、50人以上が居住する医療機関のない地域と定義されています。
2014年の無医地区数は、前回の2009年調査に比べると、約10%減少の637地区、対象人口も約9%減少の12万4122人でした。
また、都道府県別の無医地区数は、宮城県で2地区、栃木県で4地区、和歌山県で5地区増加するなど9県で増加しています。

調査結果から読み取れるもの

一辺、無医地区は減少しているように見えますが、それだけではないようです。それは過疎化によって、半径4㎞区域内の人口が50人に満たない地域が出てきたことも原因しているからです。統計によると、無医地区の約25%は無医地区の定義から外れただけの地域なのです。
そう考えると、無医地区は数字上減少していますが、実際は増加傾向にあると考えるべきなのです。

無医地区がなくならない原因

制度的、地域、医療現場と問題は複雑に絡み合っているようです。 制度的には、市場第一主義的な政策によって、採算の合わない僻地医療に十分な予算配分がされていないことが要因の一つになっています。
そのうえ、地域自体に、赴任してきた医師に対してなかなかなじもうとしないこと、医療現場では医師の負担が非常に大きいことが絡み合っているため、無医地区はなくならないのです。

無医地区の解消にむけて

医師の確保ができればいいのですが、なかなかうまくいかないようです。そこでまず必要になるのは、交通網の整備です。無医地区の定義から外れた地域にも住民はいます。そのような地域では、道路を確保し、通院のための送迎の手配、救急車の手配ができることが大前提になります。
次に重要なポイントは、住民の意識改革です。
以前から地域の住民でない医師には、排他的な思いも強まることがあるので、お互いが理解し合えるようにしていく必要があると思います。

まとめ

地域の高齢化・過疎化によってこれからは数字には表れない無医地区が増加していくものと考えられます。
生活するうえで、医療は欠かせないものです。 住民・医師とも協力し理解しながら、より住みやすい地域づくりを考えていくことが大切だと考えます。


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