学生が開発した徘徊を見守るNFCアプリ
 専門学校の学生がNFC搭載のスマートフォンとNFCタグを利用した高齢者介護支援アプリ「おうちにカエろう」を開発し、話題となっています。これは認知症によって徘徊し行方不明になった患者を地域の人々と一緒に見守り、発見の支援を行うアプリです。 このアプリは、腕時計やお守り、キーホルダーなどを身に付けている認知症患者が徘徊していた場合、発見した人がNFCタグシールを添付したデバイスにスマートフォンをかざすと、事前に登録された情報を読み込んで、介護者や介護施設、家族に連絡が届く仕組みになっています。

機械操作に慣れていない人でも簡単に操作が可能

学生が開発した徘徊を見守るNFCアプリについてのイラスト これは、ほとんどのAndroid機種にはNFCが搭載されているので、今ある技術をうまく取り入れていることが特徴です。さらに機械操作に慣れていない人でも簡単に操作できるように工夫されています。アプリのボタンは「書き込み」「アプリの説明」「認知度ガイド」の3つに絞られています。また徘徊者の目印になるNFCのタッチマークも現在浸透してきたマタニティマークのように見た目でわかりやすいデザインになっており、色調も優しい色になっています。

プログラミング・コンテストで最優秀賞を受賞

この地域の人々に「優しい」アプリは、2つの専門学校が「IoT(Intermet of Things時代を見据え、新たな価値を創造する作品」をテーマに学園内で開催されたプログラミング・コンテストで最優秀賞を受賞したものです。開発のきっかけも介護の仕事をしている母親から、徘徊してしまっている認知症患者の発見に役立つ仕組みを相談されたことです。若い力により、便利なものが考えられました。
高齢化社会となり、徘徊行動のある認知症患者についても問題になっていますが、家族や施設職員による見守りが中心の対策には限界が感じられていました。特別なことをせず、普段どおりの持ち物で簡単に見守りができることは画期的なアプリだと思います。現在のような高齢化社会では、地域全体で高齢者を見守ることが大切になってきます。このアプリが広まることで、地域の人々を一緒に見守ることができるようになると思われます。

まだまだ開発段階ではあるが今後に期待

このように画期的なアプリですが、現段階では改良の最中です。NFCタグのシステムでは、悪用が懸念されるため、誰でも情報を書き込めるのではなく、市区町村名や介護施設名だけを登録し、NFCスマートフォンで読み込んだ情報が介護者に届くといった仕組みが検討されています。またNFCには、Androidだけではなく、iPhoneでも使用できることを期待しています。


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