認知症高齢者…物忘れは個性でなくなった現代
高齢者が物忘れすると、直ぐに認知症では?と考えてしまうのは行きすぎでは無いでしょうか?
加齢による物忘れは 当然の道です。

あまりに沢山の経験値があるのですもの、多少こぼさないと収まりきれませんよね。
忘れていいことは忘れてしまうこと。それも 生きる知恵では?

物忘れと認知症

認知症高齢者…物忘れは個性でなくなった現代についてのイラスト 何を食べたか忘れたというのは「物忘れ」ですが、食べた事自体を忘れてしまうのが「認知症」です。

昔は「認知症」とは言わず「痴呆症」や「ボケ」などといっていました。

「痴呆」を国語辞典で調べてみると、「愚か」・「ぼんやり」などと記されています。
これらの言葉を侮辱的な表現だということで 平成16年12月24日に呼称変更されました。

まだ昭和の時代のことです。私の祖母は痴呆状態になっていました。

もちろん母が自宅で介護していたのですが…。
母「あ~ちゃん、おばぁ~ちゃんとこで貰ったのは食べちゃダメだよ。ボケてるから腐ってるかもしれんから」
私「おばぁ~ちゃんはボケとるね」
母「しかたないよ。今まで頑張ってきたんやからね。でも、あげるって言われたら、有難うってもらってね」
私「うん、有難うっていうとニコニコするよ」

これは、私の家だけの特別ではなくて、他所の家でも普通の会話だったはずです。

高齢者で認知症だから、病気なんだからという特別視ではなく家族として当然のかかわり方でした。

認知症に呼称変更で…

認知症は病気です。早期発見と早期治療を!と言われ、認知症の人は加齢+病人として扱われるようになりました。

それは、何時からだったんでしょう?

ある介護職の方は 「物忘れは特徴や個性ではなく、病気になったんだ」 とおっしゃっていました。

確かに個性というのにはちょっと違和感があります。
そして病気には違いありません。

でも、痴呆が侮蔑的ということで認知症と変わったはずが、いま認知症の立ち位置はいかがでしょうか?

スパッと、認知症=病気と割り切、ハイ「介護」ハイ「施設」と進んでいっていると思うのは私の考えすぎでしょうか?

「年とってるから多少の物忘れは仕方が無い」「それくらいは当たり前」という柔軟な心が、どこかに忘れ去られていないでしょうか?

「えぇ~っと…ほら、あの人の名前、何とかさん。あぁ~イヤンなっちゃう」
そんなこと、若くたってありますよね。

でも、物忘れは認知症の始まりでは無いか、と心配になる高齢者が増えているそうです。

研究が進み薬が処方され進行がゆっくりになったり、専門的なリハビリが開発されたり、介護保険の適用など沢山あります。 「そんなに心配いらないよ」という優しい一言で救われる高齢者もいるはずです。

まとめ

子供達のゆとり世代の問題がテレビでも話題になっていますね。

ちょっと違うかもしれませんが私は「痴呆と認知」もメリットとデメリットがあるように思います。

どんな事にも病名をつけたがっているのではないでしょうか?(言いすぎでしょうか)

物忘れも認知も線引きではなく、受け入れる事が出来る事がほんとう介護の姿ではないかと思うのは甘すぎるのでしょうか?


2016年6月22日 15:00


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