認知症ケアに「華道」や「茶道」を
認知症患者増加によって「認知症ケア指導管理士」など認知症ケアに特化している専門職がうまれるほど、認知症ケアは注目されています。 ケアの一貫として、高齢者たちに馴染みのある華道や茶道を行う施設が増えているのをご存知ですか? 入居者の中には昔華道や茶道をしていた方も多く、認知症になっても昔の記憶や動作は覚えていて華道や茶道をきっかけに認知症の改善がみられることもあります。
楽しみながら認知症の改善にもつながる華道や茶道。
スタッフに教えることでまた、自分自身の自信につながるかもしれません。

認知症の特徴

認知症の方にも「華道」や「茶道」をについてのイラスト 認知症の方には記憶障害があります。
認知症が軽度であれば最近の出来事(食事を食べた、トイレに行ったなど)は忘れてしまいますが、昔の楽しかった思い出や出来事などは覚えていることが多いものです。徐々に認知症が進行してくるとこの昔の思い出も忘れてしまいます。
また、何かのきっかけで昔の記憶を思い出すことがあります。 例えば自分が使っていたような道具などを見た時に「これを使って~していたわ」というように話しをしてくれることがあります。

回想療法の効果も?

認知症の治療の中に回想療法というものがあります。この療法は高齢のうつ病の人に行われていたのですが、認知症の方にも効果があると言われ行われています。 何か昔の写真や道具などを見せ、記憶を脳の奥から引き出します。そして引き出した思い出を語ってもらいます。
記憶を思い出すことや引き出すことで脳の機能の活性化を促し、記憶障害の悪化を予防するために行われています。

華道や茶道のもたらす効果

戦後、生活が安定してから華道や茶道をしていた人は少なくありません。 認知症になり、記憶が障害されても華道や茶道を行うきっかけを作ることで昔の記憶を思い出し、説明しなくても花を活けたりお茶をたてたりします。そして今まで介助がなければ立てないなどの方でもしゃんと背筋を伸ばしてお花を活けたりお茶をたてたりしてくれます。しかも介助もなしでしてしまうことも多々あります。
このように昔の記憶を思い出すきっかけにもなり、脳へ働きかけ記憶障害の悪化を防ぐこともできますし、本人の生活の自信を取り戻すきっかけにもつながるのです。

まとめ

認知症だから…と言って介助をするばかりが介護ではありません。 本人のしたいことをできるように支援していくことが介護の本質であると言えます。
はさみを持つとけがするかもだから、針を持たせると危険だからなどしたいことをこちらが危険だからと言って勝手に判断してさせないことは認知症の悪化にもつながります。
できるだけ本人の希望に沿って危険がないように見守るなどの対応をしましょう。


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