認知症は薬と生活療法で予防しよう!
誰でも起こりうる認知症ですが、現在のところ完治できる治療方法はありません。

さまざまな治療と並行して、生活療法を継続していくことが予防の一番の方法なのです。
今回はそのことについて、お話ししていきたいと思います。

認知症の治療の基本

認知症は薬と生活療法で予防しよう!についてのイラスト もの忘れ外来で行う認知症の治療の基本は、薬物療法と生活療法になります。

薬物療法では、認知症の進行を抑制する薬、脳梗塞の再発予防・生活習慣病の治療の薬を使用します。

行動や心理症状を生じる場合は向精神薬を使用します。
生活療法では、生活習慣病に対する生活習慣の改善や活動的な生活を支援するような指導を行っていきます。

認知症の薬物療法

現在認知症に使用されている薬は、2種4薬あります。
ドネペジル・ガランタミン・リバチグミン・メマンチンです。

薬物療法は、効果が診察によりすぐにわかることは少なく、経過を見て進行していないのではないかという印象で判断することが多いです。

しかし、ドネペジルは、副交感神経の刺激作用で吐き気・食欲低下が起こることがあったり、攻撃的な行動を起こしたりするという副作用に注意する必要があります。
また不整脈や喘息の持病がある方には注意が必要です

認知症の生活療法

日々の生活の中で、生活機能が低下しているところがないか確認していくことが大切です。
そのためには、治療を始める前に家族関係の確認がポイントとなってきます。

同居なのか一人暮らしなのか、一人暮らしでも頻繁に家族の協力は得られるのか、家族の介護力はどの程度なのかを知っておくことが重要です。そのうえで、生活状況を確認していきます。

診察のたびに、家事はどのようにしているのか、食事はどんなものを作って食べているのか、薬はきちんと飲めているのか、社会との交流はあるのかなどと本人・家族に確認していきます。

できていることは称えてモチベーションを維持してもらうよう働きかけます。そして継続していくことを勧めます。
できなくなっていることには、家族に見守りや協力を依頼します。
必要があれば、介護保険サービスの利用も勧めます。

そのような形で、生活の質を低下させないような働きかけをしていきます。

まとめ

認知症は完治することはなく、徐々に進行していく病です。
そのため、認知症と言われるとどうしても悲観的になりがちです。

薬物療法と生活療法を継続することで、治療がより有効なものとなっています。
認知症になっても、日々の生活の工夫で生活の質を高めていくことは可能なのです。


2016年7月19日 19:00


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