認知症の人をどう支えるか?5人に1人がなる社会の処方箋
65歳の7人に1人、約462万人が認知症とされる。10年後の2025年には、5人1人が認知症になると言われている。本人がつらいのはもちろんだが、本人の暮らしを支える家族や地域の人々は、どんな気持ちで、どんな手段で戦っているのだろうか。さまざまな事例を元に、認知症が身近な存在になる「認知症社会」の生き方をさぐる。

母と娘の場合

認知症の人をどう支えるか?5人に1人がなる社会の処方箋についてのイラスト いろいろな症状が見えるようになり診察のため受診しようというと怒って黙ってしまった。そして「認知症」と診断されました。怒るだけでなく火事や事故の心配もあるので制約が増えてきました。そんな関係で会えばけんかとなり会話も減っていきました。そして転機は「認知症の人と家族の会」への参加でした。母は「自分は出来ると思っているのに、させてもらえないことがとてもつらい・・・」と語っています。娘さんはそのことを知り、否定ばかりではなく、したいことに協力するようにしました。

遅れる受診

高齢者の認知症への初診はどうしても遅れてしまうのが現状です。家族は早くと思っても、本人の自覚が無いため頑なに拒み続けるとき、無理強いは出来ません。また、家族も年齢による変化だと思う場合もあり遅れてしまうケースもあります。認知症には早期受診が重要です。診断後、心のケアーとしてショックを受けている本人の気持ちを理解し受けとめ、その上での尊重と社会への関わりを保てることも重要です。

認知症での行方不明は全国で1万人を超えている。

警察や交通機関地域センターなどいろいろと連携をとりネットワークが構築されています。 徘徊にはつながりを持つ事が大切で徘徊が心配になったとき、まず身近な人に知らせることが大切です。知らせることに恥ずかしさで葛藤があるかもしれません。でも、家族だけで見守り抱え込むのは余りにも負担が大きくなります。出来るだけ多くのつながりを持つことは大切なことです。

息子が親を介護

特に男性の介護者は弱音を吐いたり出来ず、1人で抱え込みがちです。介護者が倒れれば、介護される側も倒れてしまいます。苦しいときは誰かを頼り、たまには介護から離れた時間を持つことも重要です。また今後、息子が親の介護にあたる時代が来ています。息子による介護といっても、年齢や経済状況など様々に異なりますので、抱える問題もまた異なってきます。現在、経済的にも親から自立出来ない子供たちが介護者になる時代もそんなに遠くはないでしょう。そのとき問題になるのは介護支援より、生活支援の解決策が必要になってくるのではないでしょうか。

老老介護が増加

介護する人とされる人が共に65歳以上の世帯の割合が01年には40.6%であったのが13年には51.2%と半数を超え増加の一途をたどっている。老老介護は、介護者の心身への負担はより大きく不調を訴える人が半数を超えている。まだまだ高齢介護者の生活を支えられる自治体は少ないが、今こそ急速な取り組みを切望します。

まとめ

認知症を発症される方は年々増加しています。そして、誰もがされる側・する側になるかもしれません。介護とひと言に行っても、いちようには推し量れません。家族のおかれた立場、関わり方、世間体、金銭的など様々です。ただ一つ同じ忠告が出来るとすれば、抱え込まず助けを求めることです。公共機関にも、地域にも、周りの人の手助けが介護者の助けにもなるのではないでしょうか。
参考元:朝日新聞


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