認知症と貧血に関係が!?貧血で将来認知症のリスク高まる?
平成16年厚生労働省国民栄養調査によると、30代女性の18.5%、40代では25%、高齢者の10人に1人が貧血症だと言われています。この貧血症は、体がだるい、何だか疲れやすい、階段を上がると動悸や息切れがすることが多いなどの症状がみられますが、ひどい症状ではないので、そのまま放置している人も少なくありません。 このように強い症状がないので、放置されがちな貧血症ですが、ガンや肝臓病など重大な病気の隠れた症状として起こることもあるので、放置したままでは命に関わることもあるかもしれません。さらに最新の研究結果として、貧血症を患う人は将来認知症になるリスクが高いことがわかりました。

貧血症と軽度認知障害(MCI)とは

血液中の赤血球、ヘモグロビンという血色素が減少している状態をいいます。このヘモグロビンは赤血球の中にあり、体のすみずみに酸素を供給する役割を果たしています。
認知症と貧血に関係が!?貧血で将来認知症のリスク高まる?についてのイラスト 軽度認知障害(MCI)は、健常者と認知症の中間の段階にあたる症状です。認知機能(記憶、理由付け、実行、決定など)の一つに問題が起きていますが、日常生活には特に問題のない状態を指します。ところがMCIをそのままにしておくと、認知機能の低下が続き、5年間で約半数が認知症へとステージが進行すると言われています。

貧血の人は認知テストの成績がよくない?

2000~2003年にかけて、ドイツに在住する男女を対象に認知機能と貧血の有無を検査した研究結果が、2015年12月アルツハイマー病に関する国際学術誌に発表されました。その研究によると、貧血症の人は「実行機能」と「言語記憶能力」が低いだけではなく、MCIになる危険性も高くなるという結果が報告されました。被験者の中で、貧血症だった人と貧血症ではない人を比較したところ、貧血症グループの方が心血管疾患の危険性が高くなり、さまざまな認知機能テストの結果も悪くなったのです。さらにMCIと診断された人と認知機能が正常な人を比較すると、MCIと診断された人の方が貧血症である割合が高くなっていました。

「貧血ぐらい・・」ではすまなくなるかも

病気により出血などがなければ貧血は徐々に進行していくため、強い自覚症状がないので、そのままにされていることも少なくありません。この研究結果から、体のすみずみの器官に酸素を運ぶヘモグロビン不足によって起こる貧血症が、将来認知症を引き起こす可能性が高くなっていることがわかりました。将来の認知症の有力な予防策のため、貧血症と診断された場合、「貧血ぐらい」と放置せず、できるだけ早く受診し、検査・治療に取りかかることが大切です。
参考元:ヘルスプレス


  • 入居までの流れ

    サ高住とは?

    入居にかかる費用
    入居条件について
    有料老人ホームとの違い
    生活支援サービスについて
    介護サービスについて
    メリットとデメリット

    入居祝い金

    Sakouju noteの知恵袋

    スマホの方はこちら

    施設掲載ご希望の方はこちら


    pagetop