脳卒中の早期発見を助ける「FAST(ファスト)」とは?

脳卒中の早期発見を助ける「FAST(ファスト)」とは?

脳卒中の早期発見につながるFAST(ファスト)と呼ばれるものがあります。
FASTとは脳卒中を起こした時に現れる症状の頭文字です。
これを知っていると脳卒中の早期発見につなげ、早めに治療を開始することができ、後遺症が残らない確率も上がります。

ここではFASTと合わせて脳卒中の治療を早くにしなければならない理由を説明していきます。



FAST(ファスト)とは

脳卒中の早期発見を助ける「FAST(ファスト)」とは?
 FASTとは脳卒中の時に出てくる症状の頭文字を表したものです。

 FACE(フェイス):顔に現れる症状のこと
 脳卒中が起こると顔の麻痺が出てきます。顔の片側が下がる、ゆがむ、うまく笑えないなどの症状になります。

 ②ARM(アーム):腕に現れる症状のこと
 脳卒中により麻痺が出ると麻痺側の力が入らない状態になってしまうことです。まひがない腕と同じ動きができません。

 ③SPEECH(スピーチ):会話面に現れる症状
 呂律が回らない、思うように話ができないという状態です。

 ④TIME(タイム):何時に症状が出たのか
 何時から①~③の症状が出たのかもしっかりと記録しておきます。そうすると治療できるかどうかの目安になります。

 以上がFASTになります。それほど難しいものではありませんので頭の片隅に置いておくといざという時に役立ちます。

脳卒中の治療について

FASTにより早期に発見された脳卒中の中で脳梗塞の場合には発症して4.5時間以内の場合にはt-PAと呼ばれる血栓を溶かす薬を投与する治療が行えます。
しかし出血をしやすいなどのリスクがある方には適応しないため、実際にこの治療ができるのは全患者のうち約1割となっています。

もう1つの治療として挙げられるのが、詰まっている血栓にカテーテルを入れ、その部分にステントと呼ばれる器具を入れるものです。

どちらにせよ早期に治療をすることで、まひなどの後遺症のリスクを下げることができます。
治療が遅れると後遺症はもちろん、寝たきりになる、最悪の場合には命を落としてしまうというリスクにもなってしまいます。
そのため脳卒中の場合には早期発見と早期治療が必要なのです。



まとめ

脳卒中は死亡原因の第4位になっています。
しかし命が助かったとしてもまひなどの後遺症が残ってしまうとその後の生活にも支障が出てきます。
また脳卒中が原因で認知症を発症することもあります。

そのため後遺症を残さないようにするためにも早めの発見・治療が必要になります。
ぜひFASTを覚えて、自分の異変に気付くのはもちろんですが、家族の異変にも気づく力を付けていきましょう。





2017年1月12日 17:00


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