温泉水を介護食に!それはどんな効果があるの?
温泉水の効果を生かして介護食調理に使用した研究が行われています。
介護食は通常、重曹水を使用して食材を柔らかくしているそうです。

しかしその重曹水よりも温泉水で調理をした方がより短い時間で食材を柔らかくすることができたとのことです。
また介護食では今まであまり提供されていなかった焼く・揚げると言った調理法もできるようになるのではと期待されています。

温泉水とは

温泉水を介護食に!それはどんな効果があるの?についてのイラスト 全国各地にある温泉。
その温泉地によって温泉水の泉質は違いを持っています。

泉質には単純温泉と呼ばれるもの、二酸化炭素などの物質が含まれているものなどがあります。
それぞれの泉質によって入浴することで得られる効果が変わってきます。最も体に負担がなく誰でも入浴できる温泉は単純温泉とされています。

今回、介護食に温泉水を使用した研究をしているのは大分県の短大です。
温泉地で有名な別府温泉の中から別府、堀田、鉄輪の5種類の温泉水を使用して研究を行っています。
その結果、炭酸水素塩泉である別府温泉の温泉水が食材を柔らかくするなどの効果を持っているという結果が出ています。

今後の介護食

介護食は食品メーカーでも注目度が大きい市場になっていると言われています。

それは高齢化が進み、介護を受ける人たちの数が増えていることや加齢に伴い咀嚼能力が低下している高齢者が増えるという背景があることです。

また高齢者の低栄養化も問題となっています。
咀嚼能力の低下により柔らかいものを好んで食べる、または消化能力の低下により食べやすいもののみ食べているということが関係しています。

そうした人たちをターゲットにし、今まではミキサーにかけた食事やムース状になった食事など食欲が正直沸かないようなものだった介護食を通常の食事と同じような形で食べることができるようにするのが今の介護食市場になっています。

そして今回の短大で行われている研究では温泉水が使用されました。
温泉水の効果を生かし、食材を下茹でし柔らかくすることで今まで固くなりがちで提供しづらかった焼く・揚げるといった調理方法もできるようになることが期待できます。

まとめ

高齢化に伴い介護を受ける人たちの数はまだまだ増えていきます。
その時に咀嚼能力が低下しているからとミキサー食やムース食を提供するよりも今まで食べていたそのままの食事で咀嚼しやすい状態になっている食事が喜ばれると考えます。

そして食事を口から食べるということは生きる意欲につながると言えます。
また食べる楽しみは生活の中の張り合いにもなるため、もしかしたら出来なかったことも自分でしてみようという前向きな気持ちになるかもしれません。


2016年9月7日 15:00


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