シニア世代の活躍で「老老介護」をポジティブに考える。
「老老介護」と聞くと、ネガティブな意味でとらえる方が多いと思います。もちろん私もその一人でした。年老いた夫婦二人暮らし。二人とも要介護状態で、比較的軽いほうがもう片方を介護するようなケースをイメージしてしまいます。年を重ねると多かれ少なかれ日々の生活に困ったことも出てくることでしょう。二人が支えあって生きていく、言葉にするとまるで素敵なことのように感じますが、現実はそんなきれいなものではないことでしょう。

介護人材不足な現状

シニア世代の活躍で「老老介護」をポジティブに考える。についてのイラスト 介護の担い手が不足している。もう長いこと言われている事実です。資格は持っているが介護職員として働いていない人がかなりの人数存在するといわれています。介護は一昔前の表現方法を借りると典型的な「3K」の仕事といっていいでしょう。「キツイ・きたない・危険」危険…というのはすこし違うかな?と個人的には思いますが…。 若い人材が介護を志し、熱い想いをもって介護の世界に飛び込んできて、まず一番初めに立ちはだかる壁は理想と現実の差があるのではないでしょうか。「キツイ・きたない」は覚悟のうえで入社してるはずです。問題はそこではなく、利用者さんとの付き合い方ではないかと考えます。絵に描いたようなかわいいおじいちゃんおばあちゃんばかりではありません。利用者さんそれぞれにいろいろな個性があり、よく年を重ねると幼児に返っていくといいますが自分の感情をうまく抑えられない、かつうまく表現できない人がとても多いです。利用者さんの表層ではなく深層心理に少しずつ寄り添う、ということが経験の浅い介護職の若者には理解するのに時間がかかるのではないでしょうか。
わが社にも、熱い想いをもって介護の世界に飛び込んできた若者がたくさんいましたが、彼らは決まって「介護って人のためになる仕事だと思っていました」と話します。もちろん人のためになる仕事であることには変わりないでしょう。しかし表立って感謝されることは少ないです。努力が報われないことも多いです。よかれと思ってやったことが、その利用者さんには有難迷惑だった、ということもかなりの頻度で起こります。それでも利用者さんの求めているもの、利用者さんの本心を知るためにはなにもしなければ近づくことはできません。利用者さんとの距離のつかみ方は熟練の介護士でもとても難しい問題です。

シニア世代の介護ヘルパー

そんな時に注目されているのが、シニア世代のヘルパーさんたちの存在です。介護の仕事は体力的にキツイという意見もありますが、利用者さんが本当に求めている介護とはどういう形なのでしょうか。もちろんオムツ交換や入浴介助など必要なケースもたくさんありますが、自分のことは最低限自分でできるが家事となると自分ではやりきれない。そんな部分を助けてほしいという利用者さんも大勢います。話し相手をしてほしいという利用者さんもいます。ただ話し相手をするというのではなく、利用者さんに寄り添い見つめてくれる、そんなシニア世代の暖かい目を求めている利用者さんはたくさんいるのではないでしょうか。


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