良妻賢母とは、母のこと【コラム】
母は能天気・・・?

母は良妻賢母【コラム】についてのイラスト



先日、母と話していた時の事です。

「おかあさん、冷蔵庫のチェックしなくちゃだめよ!ほら、これもこれも賞味期限切れてるわよ」

と冷蔵庫の中から、ジャム・佃煮…とテーブルに並べました。


「あらら、見つかっちゃった♪」

「なによ、気づいてたの」

「まだ大丈夫よ、だって私も賞味期限切れてんだから」

と平気なんです。



「だめよ!お腹壊しちゃうじゃない。だいたいお母さんはいい加減なんだから」


「いいの、いいの。それぐらいが丁度いいんだから。」

「○ちゃんは硬すぎるのよ。もっと柔軟性がなくっちゃ」

「???柔軟性の意味違うわよ。お母さんのは 能天気 って言うのよ。ぼけてんじゃないの?」

「あら、脳味噌にお天気と雨降りがあるの、へぇ~~。確かに私はぼけてますからよろしくね」

と笑っています。




すべからくそんな母ですから、ストレスには無縁でしょう

!何言っても糠に釘とは母の事だと ずっとそう思っていました。




明るく振舞っていた母・・・




「おい!お前はかあさんに何を言ったんだ!」


と、父から電話がかかってきたんです。


「別に何って?冷蔵庫に賞味切れがあるからきちんとしなくちゃ、って言っただけよ」

「あれを、全部食べてしまったんだよ!」

「へ!」



あのジャムは亡くなった兄が大好きだった物でした。

佃煮も好物だったものでした。

いまでも、仏壇に供えていたそうです。


たくさんは食べられないから、どうしても日にちが過ぎるそうです。



能天気と思い込んでいた母は、とっても繊細な心をもちながらも

人には心配かけまいと装っていたのでした。


若いときには考えられなかった「人への心配り」を

改めて母から教わった思いです。


いつまでも忘れる事ができない想いを胸に擁き続け

ずっと人知れず涙していたと思うと

表面だけしか見られなかった自分に腹が立ってしまいました。




キチンとしたしっかり者の姑に仕え見送り

自分の時代になったと思ったらかけがえの無いわが子を失い

絶望の淵に立ちながらも、自分を律して明るく振舞う母を誇りに思います。



折々に、両親の姿からまだまだ学びが生まれ続けています。







                     akikoのコラム



2016年7月10日 17:00




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