電話のよる詐欺の手口は、年々高度化しています。対応策も工夫されていますが、高度化する手口に対応の難しさもみられています。
高岡市では、高齢者を詐欺から守るため、通話録音装置を無料貸与することを発表しました。
高岡市の電話貸与の取り組み

悪質詐欺の主な手口
ある日突然、身に覚えのない請求をする「架空請求・不当請求」無料点検の後、高額な契約を迫られる「訪問販売・点検商法」資格があれば有利・・の言葉に踊らされ、資格取得のための講座の契約をしてしまう「講座・資格商法」電話で呼び出され、出かけた先で高額な商品を買わされる「アポイントメント商法」税金や保険料などの還付に必要な手続きを装い、ATMを操作させ、送金させる「還付金詐欺」次々と手口を変える「振り込め詐欺」などたくさんの手口があります。手口はさまざまなものがあり、新たなものへと変化も激しいのです。消費者センターなどから注意喚起されても、まとめ
「自分は騙されない」と思っていても、相手は詐欺のプロです。巧妙な手口、甘い言葉、泣き落としなどの巧みな手口で契約させようとします。被害に合わないようにするには、正しい知識を持って、賢い消費者になる必要があります。契約に関する基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。「名前を書くだけでいいから」と安易にサインしたり、捺印をしたりすることは絶対にやめて下さい。契約を急がせるものは詐欺の可能性が高いです。少し時間をおいて考え直すと、必要ではないものと判断できるからです。しかし、高齢になってくると、優しい言葉には心をくすぐられやすくなってしまいます。詐欺を未然に防ぐ手段として、電話の通話録音は大きな効果を上げています。これからも広まっていくと いい方法ではないかと思います。2016年8月21日 15:00