スピーチロックって?事例を見ながら介護との関係を考えよう!
スピーチロックとは介護現場でよくあることです。
事例としては認知症の方に対して「ちょっと待っててください」などと声を掛け、その人の行動を抑制することです。

しかしこれは原則的に廃止されている身体拘束であり、やむを得ない場合を除いて禁止されている行為です。
そのことがまだまだ知られていない現状があります。

スピーチロックとは

スピーチロックって?事例を見ながら介護との関係を考えよう!についてのイラスト ベッド柵に手を縛られている、点滴などを抜かないようにミトン型の手袋を着けているという見た目で身体拘束と分かるものではなく、言葉で身体的・精神的な行動を抑制することをスピーチロックとしています。

これは介護現場で何気なく言葉を掛けがちなものであり、身体拘束をしているつもりが全くないものでもあり、問題となっています。

そして何よりも本人の行動や気持ちを押さえつけることはその人の尊厳を傷付けるとともに身体的・精神的な機能低下を進めてしまうことになります。

スピーチロックと介護

介護施設では認知症の人が多く入所しています。
また介護職の人数が最低限になりギリギリで介護をしている状態の施設が多いと推測できます。

そうすると介護職や施設全体で身体も気持ちにも余裕がなくなってしまい、スピーチロックが発生しやすい環境になります。

例えば認知症がある人の場合はなぜ自分が施設に入所しているのか、何をしたらいいのか分からない・施設職員が誰か分からないなど様々な不安の中で過ごしています。

この不安こそが徘徊などの行動に繋がっていくのですが、そのことを理解していなければただ動いて欲しくないという気持ちから「そこに座っていてください!」というように本人の行動を止めるような言葉がけをしてしまうのです。

そうすると本人は目的があって行動していたにも関わらず「どうして座っていなきゃいけないの」という思いになり、逆に徘徊などの行動がエスカレートしていくのです。

まとめ

認知症がある人の徘徊は目的がなく歩き回っているわけではありません。
「家に帰りたい」などの目的や理由を持って歩いているのです。

それらの目的や理由を聞くことなく、「転ぶと危ないから」などと安易に「座っていてください」というような言葉を掛けるのは本人の気持ちを無視していることになります。

人間は行動を制限されると余計に反発したくなる気持ちを持つと言われています。
そのため認知症の人であれば行動を抑制されることで症状を悪化させ結果介護職の負担も大きくなってしまうと言えるでしょう。

そう考えるとスピーチロックは絶対にしてはいけない、言葉を選んでかけるようにしなければと思うはずです。


2016年8月25日 9:00


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