食の楽しみを最後まで、他業種連携「口福の会・すわ」
人生の最初に獲得して最後まで残ると言われている、食べるという行為。最大の楽しみの一つである食事を人生の最後を迎えるその時まで守る為の会が発足しました。 長野県諏訪地方にある「口福の会」です。今回は口福の会が発足した背景にある問題や多業種連携がなぜ必要なのか?またそもそも食べるという事に何の意味があるのか、をお話ししていきたいと思います。

食生活への不安を訴える高齢者

食の楽しみを最後まで、他業種連携「口福の会・すわ」についてのイラスト 人は年を重ねて来ると食べる為の身体機能が低下してきます。具体的に咀嚼といって、食べ物を噛んで、食べ物を飲み込みやすくする事。嚥下といって、食べ物を飲み込む事。咀嚼に関しては、物を噛む筋力が衰え、噛む回数が減ったり丸呑みになったり。そうすると味もあまり感じられず、消火不良になります。また、嚥下も大切で喉の所で食べ物がつっかえると咳をしますよね?あれは、気管に食べ物が入り込んだ時に起こるものです。この嚥下には、脳や筋力など体の様々な機能が関与していますが、加齢によって、その機能が低下し、食に不安を抱える事が多いという事です。

他業種連携で守る食べる機能

食べる機能には、体の様々な機能が関与しているという事を書きました。体の様々な機能が関与している上に、高齢者の暮らし方は千差万別。だからこそ歯科衛生士や看護師、介護士が医学的な知識に基づき、チームでアプローチを行っていく事が大切だという事です。

歯科衛生士や看護師は分かるけど、介護士の役割は?

そう聞かれる事が多いのですが、高齢者に「歯を磨きましょう!」とか「唾液を出すため、顔マッサージしましょう!」と言っても、聞かない場合も多いです。そこで、信頼関係を気づいた介護士がお願いすると聞いてくれる。そんな場面を多々見ます。歯科衛生士や看護師、介護士がそれぞれの立場で高齢者を支える事が大切な事なんですね。

多職種で守る“食”の意義

そもそも食には味を楽しむほかに、他者との会話という大事な意義があります。そして栄養を摂取するという最大の目的も。私達は美味しい物を食べる時、笑顔になりますよね。それを人に話したくなる。味は共通の話題となり、人の輪は広がります。そして食べ物は消化され栄養分として人が元気に活動する源となります。施設で働くとよく分かります。「ご飯まだか!」そして、「まだですよ〜今作ってます」毎日の会話です。本当に楽しみなんですね食事は。

最後に

今回の記事は食を守る「口福の会・すわ」の活動紹介を通し、高齢者が抱える食の問題についてでした。それは、食べる機能が低下する食に対する不安。食べる機能は体の様々な機能が関与し、心も大切だから多職種連携が大切だという事。そして食事には味を楽しみ、会話を生み、栄養を補給する。そんな意義がありました。我々サ高住でも食に力を入れる所は多いです。大事な事は食べる高齢者を支えようとする気持ちなんですね。


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