「年神様」のお出迎え...【コラム】
「年神様」のお出迎え…【コラム】

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「年神様」のお出迎え…


そういって、門松をいつも12月の28日に必ず祖父が飾っていました。

「どうして28日じゃないといけないの?」と聞くと

「大晦日は一夜飾りといって慌てて迎えるという事でダメというんだよ」

「じゃぁ〜29日でもいいんじゃない?」

「29日は苦立てといってこれももダメなんだよ、だから末広がりの28日に一家の主がお迎えするんだよ」

「ふぅ〜〜ん」といったもののその頃は分かりませんでした。


でも、いま我が家ではちゃんと28日に門松を飾っています!


我が家では、箸袋に名前を書くのも決まりがありました。

特に小学校へ上がる子供がいると、その子供が名前を書くのです。

兄が1年生になる年には、ちゃんとおじいちゃん・おばあちゃん・父さん・母さんと私の分を書いたのだそうです。

そして、私の番になった時

またまた”どうしてちゃん”は聞きました。


「なぜ、私が書くの?へたくそやからいやだ!」

「おばあちゃん上手だから書いて!」

「ヘタとか上手とかいうんじゃないの、これから学校へ行って勉強するんでしょ!

ちゃんと年神様に報告しないといけないのよ!」と祖母の言葉があったのですが…

ひらがなしか書けません。”し”の字は反対です…。

今となってはいい思い出なのですが。笑


去年のことです。

息子が「ねぇ〜このお箸失敗作だね!」

と得意満面で私が名前を書いたお箸を持って聞いて言ってきたのです。

「どうして?」と尋ねたら

「だって字が間違って書いてあるから!」

んんん…

今更昔の失敗を息子に明かされるのも恥ずかしい限りです…。


それよりも実家に即電話!


あんな昔のものを取っていたなんて、両親から私はいろいろなものを受け継いでいたのだ!

そう感慨深くなってしまいました。

他にもいっぱい思い出しては、私は息子に伝える使命があるとは思うんですが…

一生懸命説明してくれたあの頃は

「いちいちうるさいなぁ〜」なんて思ってました。


「あぁ、あれは母さんが取っていてくれたんだよ。

大人になったお前がきっと懐かしくなるだろう、ってね。」


「お父さん、何でそんなこと一つ一つ覚えてるの?私忘れちゃってるよ…。」

「ははは、亀の甲より年の甲さ、いつかお前もこうして話す時が来るもんなんだな。」


お正月の色々なことを聞かせてくれた、祖父も祖母も今はもういません。


そして今では息子くんが我が家の”なぜなぜ君”です。


今度は私が話す番です。

父や母が元気なうちに、もっともっと聞いておこうと思います。


1年を締めくくる12月、様々な日々をお過ごしの方も多いでしょう。

でも、家族で暮らす1日1日を大切に過ごしていただきたいと思います。







                     akikoのコラム



2016年11月23日 9:00




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